「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

全員進学できる訳じゃない

2013年12月16日 | 今日のお仕事 
今日の中3クラスでの授業中、
「そういえば、アイツらヤバイことになったみたい!
と、当塾をやめていった生徒についての近況を聞きました。

なんでも、タバコを吸っていたのがバレたうえに、
部の後輩を巻き込んだために大会に出られなくなりそう、ということらしい。
ウチをやめたのも、成績がヒドかったこともあるけど
それ以上に授業態度が悪くて置いておけなかったんだもんなあ…。
この時期にそんな事件を起こすなんて、自分の首しめてるってわかってないのかなあ。

市内には、成績がどんなに悪くても合格できる(←塾業界内での定評)私立高校があって
いざというときはココ、という感じで我々もお世話になっているのですが
素行が悪いと(内申点には書かれなくても)絶対に合格できない高校でもあるので
実質的に行ける高校がなくなってしまった可能性が高いです。

いまどき、高校くらい誰でも行けると考えている中学生がほとんどだし
自分が入試で不合格になるわけがないと根拠もなく信じている中学生が大多数ですが
現実は、高校に合格できない生徒もいるし、入学しても1年経たずに
やめる生徒がけっこういます(卒塾生の中にもそれなりにいます)。

自業自得とはいえ、いっときの考えなしの行動が人生を棒に振るってこと
その自覚が全然無いんだろうな。
今では全く関わりのない子供たちではありますが、ちょっと残念な気持ちになりました。