「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

最終日

2016年10月07日 | 今日のお仕事 
今日は、いつもの授業より少し早い時間から少し遅い時間まで三者面談をして
ようやく中1・中2クラスのほぼ全員の面談が終わりました。
日程や体調の都合で予定を変更した生徒は
来週以降、授業時間の隙をみて行う予定です。

今回の面談で、改めて生徒たちの通知票をじっくり見て
その数字(評定)のつき方には謎が多いなあと思いました。
単純に定期テストの点数だけで数字が決まるわけじゃないのは
重々承知していますが、それにしても
「この生徒が『3』で、この生徒が『4』なのはなぜ?」というような
「この差は何だろう?」と不思議に思う数字がいくつかあり。
生徒たちが学校で見せる顔と塾で見せる顔が違うのだ
と考えても納得しがたいような。

それから、いろいろな中学校の生徒のを見るから余計、
この数字を入試の合否判定の材料にするのは適切なのかな、
という疑問を感じます。
そのモノサシ、それぞれの学校で目盛が違うじゃん!
定期テスト1つとっても、テストの難易度が学校によって全然違うし
難易度と関係なく平均点も学校によって全然違うのよ。

あと、5段階評価の『3』は、ホント幅広い。
「頑張ったけど50点とれませんでした。」という生徒と
「惜しくも80点を逃しました。」という生徒の評価が一緒。
後者には、次はなにがなんでも80点をとるように!
作戦を与えて大いに煽っておきました。
『3』と『4』じゃ、入試での有効度がだいぶ違うので。

…こんな風に通知票の数字に一喜一憂し、こだわるのは
塾講師くらいなのかもしれないなあ
と、我に返った三者面談でもありました。