「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

指導はしたけど

2018年11月14日 | 今日のお仕事 
定期テスト対策授業の全日程が終わりました。

明日が本番だというのに
まだ『平家物語』平安時代の書物だと思っている生徒がいたり
もうテストが終わった学校の生徒に
「『平家物語』って平安時代でよかったんですよね?」と聞かれたり
(成立時代を漢字で書く問題が出題されたらしい)
「「鎌倉」って漢字が書けなかったから「平安」でいいやって…。
という声を聞いたりして、結果が不安です。

居残り自習教室も今日が最終日。
「最後に質問はありませんか?」と尋ねたら
わりと成績の良い生徒が「作文の書き方を教えてください!
自分の意見を書かせる記述問題が出題されるので
その対策かな、と思ったら
「生徒会の選挙演説の原稿の締め切りが明後日なんです。
それ今ここで書くの!?

明日、テストが終わってから書いたら?と促したら
「テストはもう大丈夫ですから。」とのこと。
どこからそんな自信がわいて出るんだろうとは思ったけれど
本人にとっては年に4回ある定期テストよりも
中学時代に1度しかない選挙演説に意識が向くのも仕方ないか。