「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

データ返却

2007年01月21日 |   中3 
今日は日曜日ですがお仕事でした。
この土日は、とても雪国とは思えないほど良いお天気だったのになあ…(>_<)
入試が近いので仕方ないんですけどね。
これから高校入試が終わるまでは、何度か日曜出勤がありそうです。

今日は中3の対策授業と個別面談でした。
この前の模擬テストのデータを返却したのですが
大部分の生徒が合格可能性80%の合格圏内に入ったので
面談といっても軽いアドバイス程度です。
ただし、明らかに努力が足りずに低迷している生徒に対しては
ガツンと一発ぶちかましましたけどね(ボスが)。
かなり過激なことを言いましたが、フォローも忘れずにしています。(´ヘ`;)

中には1科目で20点以上upして、大喜び&自慢しまくっていた生徒もいました。
冬休み中にかなり頑張っていたので、結果が出て私も嬉しいです。
油断せずにこの調子で勉強を続けてほしいです。
ハラハラしながら見守っているお家の人も
少し明るい兆しが見えてきて、ホッとしているんじゃないかな…。

白虎隊…

2007年01月20日 |   中3 
中3の生徒から、「歴史の質問があります!」と声をかけられました。

普段教えてないので、ちょっと心配だな~と思いつつ 「なあに?」 と聞いたら

白虎隊は入試に出ますか?

という質問でした。(_ _lll)

白虎隊なら自信があるんだそうです。
隣にいた別の生徒が、「どうせドラマから仕入れたんでしょー?」と言っていましたが…

「私は歴史の問題の傾向はよく知らないけど、おそらく出ないと思います。」
と答えたら「なんだ~。出ないの~?絶対?」と不満そう。
「いーじゃない。出たら書けるんだから。」と言ったら
ニッコリ笑って「そっか。」と満足した様子。

出ないと思うけどね~。
それにしても、何故いきなりそんな質問を私にしたのか謎だ。

筆算

2007年01月19日 |   中2 
今日は数学が苦手な中2の生徒から数学の質問があって、一緒に解きました。

計算の途中で1×0.3を計算することになったので
軽い気持ちで「1×0.3は?」と聞いたら
「ちょっと待って。う~ん…」と筆算を始めました。
 ええっ ∑(゜□゜* 筆算て必要あるの?

聞き方が悪かったかなあと思って、「0.3×1と同じ答えになるよ。」と言ったら
「もしかして、この筆算、上下の数字、逆だった?」と不安そうに聞かれてしまった…。
 いや、それはどっちでもいいんだけどね…。

「ええと、さんいちがさんで~、小数点いる~?」
 もちろんだ。(-_-)

で、ようやく 1×0.3=0.3を導き出したあと
今度は30÷0.3という計算にたどり着きました。

「両方10倍して、小数点をずらして計算しよう。そうすると、300÷3になるよ。」
と言ったら、また筆算を始めました。

300÷3ですよ!? これくらい暗算でできるのでは?
と思ったけど、「わたし、筆算やらないとわからないの~(>_<)」と言うので
やらせておきました。

すると、小さい声で
「ん~と、30の中に3が9個あるから…」
なんですと??
もうお手あげだ~。

このあとは手短に計算をやってみせて、なんとか納得してもらいました。
こんな調子なので、彼女の宿題は迷宮入りの問題が山積みのようです。(_ _lll)

マイペース

2007年01月18日 |   中3 
冬期講習会の最終日にやった模擬テストのデータが戻ってきました。
全体的に良くできていて、それぞれの合格確率もまあまあという感じ。
去年よりもハラハラせずに本番に臨めそうです。(*^^*)
来週データを生徒に返却しますが、みんなどんな反応を示すか楽しみです。

ただし、個別に見るとキケンな生徒もいるわけで…。
普段からうっかりミスを頻発する生徒は、今回もやっぱりミスだらけ。
国語や英語の文章問題を思いこみで解いてしまう生徒は、やっぱりいつも通り。
今まで何度も注意しろと言ってきたのですが、そう簡単には直せないものかもしれません。

それから、いまだに勉強が足りていない生徒もいます。
塾に来ているから、とりあえずそれでいいと思っているフシがあります。
休み時間にノーテンキにトランプなんかやっていますが
自分が塾内最下位になってしまったことに気づいたら、少しは勉強してくれるかな?

休み時間中に質問に来る生徒も相変わらず大勢います。
こういう生徒たちは、問題集を既に数冊完璧に終わらせていて
「もうやるものがないんですが、何を勉強したらいいでしょう?」という質問もしてきます。
「ここまできたら、健康管理じゃない?」
と言ったら鼻で笑われてしまいましたが。(^_^;)


受験もそろそろ最後の直線コース。
みんなそれぞれ自分のペースで受験勉強をしているわけですが
最後までそのペースを崩さずに(中にはピッチを上げてほしい生徒もいますが)
ゴールテープを切ってほしいです。

阪神大震災から12年

2007年01月17日 | 今日の出来事 
12年前の今日、センター入試の自己採点も終わってやれやれと思った朝
第一報を伝えるニュースに釘付けだったことを思い出しました。
テレビに映るこの光景は、本当のことなのか?と
ありえない街の姿に、ただ呆然としていたっけ。

あのときは、それでもどこかで人ごとだと思っていたことが
その10年後に我が身を持って体験することになったのでした。

仕事中、しかも授業中に中越地震が発生。
とりあえず生徒の安全を確保するのがやっとでした。
幸い怪我人はでませんでしたが、生徒たちを無事に保護者のもとに帰すまで
緊張しっぱなしだったことを覚えています。
手分けして生徒を自宅へ送り届けたり、保護者の迎えを待つ生徒を励ましたり。
自宅の様子や、離れて暮らす家族の安否も気がかりでしたが
まず、目の前の生徒たちを何とかしなくちゃと必死でした。

その年は、洪水や大雪もあって、想定していなかった理由で何度か塾が休みになりました。
自然現象はどうにもできないけれど、何があっても対処できるように
備えを万全にしておかなければ、と思います。

私立入試、よりも…

2007年01月16日 | 今日の出来事 
1月とは思えない陽気の中、私立入試が始まりました。
しかし、珍しいことに、ウチの塾では私立専願が1人もいなかったため
今日という日を穏やかに迎えています。(単に田舎なだけなんですけど…)

といいたいところですが、実は別の問題で、決して穏やかとはいえない…。(>_<)
今年度から教科書が改訂されたので、今までのプリントの約8割を
順番に作り直しているんですが
ここへきて、その作業が間に合わなくなってきているのです!!
そんなわけで、今週は午前中からちょっと早めに仕事をしています。


で、今日出かけようと思って、ふと電話を見たら留守電ランプが点滅している…
「オヤ?」と思って再生ボタンを押したら
大学時代にサークルでお世話になっていたS先生からでした。(゜O゜*)
「21日に卒業生で集まりましょうというお話があって、よろしかったらご連絡くださいませ。」

な、懐かしい! ぜひ行きたい! なぜ先生から直々にお電話が?
と、いろいろな思いが交錯しましたが、カレンダーを見て愕然としました。
「21日って…、今度の日曜日?」(T_T)
今度の日曜日は仕事なんです。しかも中3の授業なので抜けられない…。

このところタイミングが合わなくて、誰かに誘われても参加できないことが多く
非常に残念です。
特に、大学時代の仲間とは、かなりご無沙汰しています。
仕事時間が夜で、土日連休になることはまず無く、有休を自由に取れない
というこの仕事をしている限り、仕方ないのかなあ、とあきらめ気味ですが。

それにしても、今週はお断りの電話をしている時間すらないという忙しさ。
朝早くとか、夜遅くとかに電話するのも申し訳ないし…。
参加できるというならともかく、お断りの連絡だし…。
どうしよう、困ったなあ…。

…と思いながら日曜日になってしまいそうだ。(>_<)

こういうとき、メールって便利なんだけどねぇ。

アドバイス

2007年01月15日 |   中3 
公立の推薦入試まであと約1ヶ月。
この時期になって、ようやく焦りが出てきた中3がいます。
今さらって感じもしますが…。

「推薦入試は倍率に大きく左右されるので、あまり期待しちゃダメだよ。」
と指導しているのですが、勉強が苦手な生徒ほど推薦入試で受かる気満々です。(-_-)
そんな生徒の横で、一般入試を受ける生徒が「自分だけ落ちたらどうしよう」と焦っているようです。

私は英語と国語を担当しているので、当然英語と国語の点数の伸ばし方を聞かれるわけですが

「はっきり言って(国語と英語に関しては)、もう手遅れです。」

とはさすがに言えないので

「国語も英語も長文を読むことになれないとダメだし、勘を鈍らせないためにも
 毎日1題でいいから問題を解いてみてね。
 でも、国語に時間をかけるよりも理科と社会の勉強した方がいいよ。
 暗記科目ならまだ間に合うからね。」

というのをベースに、各生徒によって若干アレンジしてアドバイスしています。

でも、「北条氏」を「ほじょうし」、「中尊寺」を「ちゅうとうでら」と読んでいた生徒には
「もうちょっと社会の勉強しな!( ̄ロ ̄lll)」 という一言で終わりましたが。

ミニバラ

2007年01月14日 | 今日の1品 
今日は朝から雪。
去年の今頃に比べたら積雪はずっと少ないですが
やはり外に出るのは億劫です。(>_<)

しかし、この寒さの中、ミニバラが花を咲かせました!
11月頃から部屋の中に入れていたので元気です。
花が重たいらしく、斜めに伸びていますが。 (--;

ミニバラの他にも、サボテンとオリヅルランとマリモが室内で、
ヒヤシンス&クロッカスとヘデラがベランダで生息中です。
面倒くさがりなので、手のかからないものばかり…。

水しかやっていないのに、サボテンとヘデラは目に見えて成長しています。
どっちへ伸びようとしたのか、気がつくと鉢が倒れていることがよくあります。
さすがにミニバラは倒れたりしないと思いますが、この調子だと油断できません。

マリモはビー玉よりひとまわり小さいものを2つほど、コップの中に入れ
この時期は玄関先に置いています。(夏は冷蔵庫の中)
本当は毛玉なんじゃないかと思うくらい、まるで変化がありません。
でも、とてもかわいいです。

今後はヒヤシンス&クロッカスの成長が楽しみです。(*^-^*)

謙譲語

2007年01月13日 |   中3 
今日の中3国語は、先日の模擬テストの解答・解説をしました。
生徒の解答のコピーを取って、テスト会社からデータが戻ってくる前に
自分で丸付けをしてもらう、というものです。

データが戻ってきたときに「復習しておいてね。」と言っているんですが
国語に関しては、文章をもう一度読むのが面倒くさい上に
自分の答えがなぜダメなのか、解説を読んでもよくわからないことが多い。
というわけで、生徒には好評です。
はやく点数が知りたい、という気持ちも大きいようですが…。

正解を導くためのポイントを理解してほしい、というのもありますが
自分がどんなミスをしているのか気づいてほしい、というのがいちばん大きなねらいです。
勘違いや書き写し間違いなど、注意すればもっと点数が上がるという生徒がほとんどだからです。


さて、そんな模擬テストから、今日の迷解答です。

問題 書店で背の高い見知らぬ青年にむかって「あの本を取ってください。」
    という内容で話しかけるとき、次の文の続きを謙譲語を使って書きなさい。
    
正解 「あの本を取って いただけませんか 。」


答1 「あの本を取って くれませんか 。」

   謙譲語を使ってくださいな。(´ヘ`;)


答2 「あの本を取って いただきたい 。」

   アンタは児玉清か?(-_-lll) (この間違いが1番多かった)
   中学生が見知らぬ青年に使う言葉使いじゃないでしょう…。
   

答3 「あの本を取って ほしい 。」

   タメ口ですかー?(゜□゜;)


答4 「あの本を取って あげる 。」

   意味が変わってるからー!(@_@;)



正解を聞いて一喜一憂したり、他の生徒と点数を競ったりと、なかなか盛り上がりました。
次回は同じミスをしないように、気をつけてほしいものです。

最上級

2007年01月12日 |   中2 
中2の英語は「比較級」のあたりを学習しています。

今日は「最上級」を授業でやりました。
45分かけて解説&演習をした後、いつものように最後の5分で小テストを行いました。
で、丸付けをしながら、思い切り脱力。


問 日本語に訳しなさい。
  ①This is the biggest desk in the store.

正解 これはお店の中でいちばん大きい机です。


答1 この店はいちばんでかい机があります。

   うーん。近いけど、「この店」ではないのよね~。(-_-)ゞ

答2 この机はいちばん大きい店にあります。

   店が大きいわけじゃないのよ。(´ヘ`;)

答3 この机は店より大きい

   どんな机?いや、どんな店? ありえないでしょ?(゜□゜;)



こんな答えもありました…

問 日本語に訳しなさい。
  ②Mt.Fuji is the highest mountain in Japan.

答 富士山は日本で1番広い山です。

  「広い」って…。(-_-lll)


「見直しをしてください!」って耳にタコができるくらい言ってるのに。
見直してコレだと問題だなあ。

よく「意味が同じなら少しくらい正解と違ってもいいんでしょ!」という生徒がいますが
なるべく正確に訳してほしいです。
彼らの国語力だと、意味が同じになっていない場合が多いからです。

でも、こういうこと言うと
「(語尾の)『です』を『だ』と書いたんですけど、いいですか?」
という質問が続出するんだよなあ。(-_-)