四月十七日(金)曇り。
六時に目が覚めてしまった。朝食は、うどんである。当然ながら、禁酒六日目。声のかすれもいくらか良くなったようだ。午前中の診察を終えると、後は、何もすることがない。お陰さまで、読書、原稿書き、持ってきたDVDなどが、はかどる。考えてみれば贅沢な日々を過ごしているのかもしれない。
体調を崩して初めて分かるが、元気で酒が飲める日々を有難く思う。
ここの先生から、「患う」ということは、読んで字のごとく、「心に串が刺さった」状態であると。ナルホド。また、健康を維持するには、なるべく旬のものを食べなさいとも言われた。旬のものには、これから大きくなろうとするエネルギーがたくさん詰まっている。その旬の物の「気」も一緒に味わい、栄養となる。
コンビニなどでは、なるべくカタカナの物を食さない。例えば、「スパゲティー、ハンバーグ、フライドチキン」といった物。カロリーが高いし、添加物も多い。
体に悪い、と言われている物が、好物なのは、私だけではあるまい。
明日は、一週間ぶりに自宅に戻る。
退院しても、「あと一週間は、酒を抜くように」と、キツク言われていますので、その忠告に従うつもりです。これ以上、心に串が刺さらないためにも。
「新潮との問題が片付いていないからと」私が、不在の間、連日、警備を行ってくれた松本佳展君や大悲会の若い人たち、社友会の人たちに、感謝申し上げる次第です。