白雲去来

蜷川正大の日々是口実

朋、遠方より来たり。

2014-04-07 19:30:56 | インポート

四月五日(土)雨のち曇り。

一度もまともに桜を見ずに、葉桜となっては寂しいので、上の子供が午前中に学校から帰ってくるのを待って、南区の下町を流れる大岡川沿いの桜見学と桜の下での家族写真を撮りに行った。

京急の弘明寺あたりから「みなとみらい」の近くまで、運河沿いに八百本もの桜が植えられ、この時期には、露店が出たり、夜にはライトアップがされるなど、春の横浜の名所となっている。我が家も、九年前から家族で桜の下で写真を撮るのが年中行事としている。しかし、考えてみるといつ頃から大岡川沿いに桜並木が整備されたのだろう。私は、中学時代に大岡川に沿って通学していた。その頃はまだ黄金町や日ノ出町の川沿いにはバラック小屋がたくさん建っていて、桜などを見た記憶がない。子供のころの大岡川の景色で記憶にあるのは、怪しげな?商売をしていたバラック小屋と柳の木である。

とにもかくにも、桜好きな日本人にとっては、桜並木の整備は華やいでいい。大した桜もないのに桜木町という駅もある。

Dsc_0155※まだこんなに咲いています。

Dsc_0156※このような桜の景色がずっーと続いています。

夜は、伊勢神宮の「お白石持ち行事」にてお世話になったI氏が、私の友人でボクシングジムを経営しているカシアス内藤さんの所へ弟子を連れて練習に来ているとのことで会いに行った。内藤氏のジムへ顔を出すのは、久しぶりのことだ。このジムのオープンの時に、作家で内藤氏のドキュメンタリー「一瞬の夏」を書いた沢木耕太郎さんなどと共に、発起人に名を連ねた。内藤氏とは、様々な所で会うが、進行性の癌と戦いながら頑張っている彼を見て、いつもこちらの方が励まされる。そういえばご子息が、今年の二月にスーパーフェザー級の日本チャンピョンとなった。内藤氏にご挨拶をしてI氏と共に「颯」へ。

松本佳展君と小枝さんご夫妻が合流。遅れてカメ&アコちゃんも合流。楽しい食事会となった。余り酒の強くないI氏を松本君に送って貰い、いささか酩酊気味のカメちゃんたちと別れて、一人で「やまと」へ。何と満席でやっと座れた。いつものご常連さんと一緒に先日、ここで撮影された「おんな酒場放浪記」を見る。顔と態度がデカイと皆に冷やかされた。しばらく飲んでから帰宅。

 

 

 


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