白雲去来

蜷川正大の日々是口実

『燃えよ祖国』の最新号が完成した。

2018-05-14 11:17:16 | 日記
五月十一日(金)晴れ。

良い天気なり。浪人生活の元気の素の一つに、朝起きて雨戸を開けると、部屋に飛び込んでくる陽射しがある。これだけで気持ちが和らぐものだから安上がりにできているものだ。これが薄曇りの日だと、朝からげんなりする。雨の方が、まだあきらめがついて良い。

気持ちの良い朝を迎えた日の朝食は、帯広のハンバーグ、ささみのフライにほうれん草の味噌汁。昼は、フクイのカレーにとろろこぶのスープ。夜は、カツオ、ブリ刺身、トマトのサラダ。

『燃えよ祖国』の最新号(239号)が完成した。わが国で最も歴史のある雑誌と言えば『中央公論』である。創刊は明治二〇年。山本夏彦さんの『誰か「戦前」を知らないか』によると、「明治三十六年ごろの『中央公論』には、近松秋江(のち小説家)ほか一人しかいない。発行部数はただの千部、うち三百部は寄贈ですからあとは推して知るべし」とあった。戦後は、「カストリ雑誌」というものがあった。娯楽雑誌の多くが粗悪で、たいてい三号で休廃刊したことから、「三合飲むとつぶれる」といわれたカストリ酒(粗悪な酒)にかけた名称である。天下の『中央公論』でさえ創刊当時は苦労していた。カストリ雑誌から脱皮はしたが、今後共、皆様のお力をお借りして鋭意、努力し三百号を目指して頑張ります。(編集後記) 皆様のご支援を伏してお願い致します。また機関誌の購読をご希望の方は、お気軽にご連絡下さい。  

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