白雲去来

蜷川正大の日々是口実

釣りバカ二題。

2021-12-15 08:39:38 | 日記

12月5日(日)晴れ。

遅い朝食は、筋子、明太子、ナスの味噌汁。昼は抜いた。夜は、豚鍋、カツオと鰤の刺身を肴に、お供は「黒霧島」。酔狂亭にて独酌。

釣りをやらなくなってから久しい。凝っている頃は、週に3日も4日も釣行していた。といっても船釣りや川には行かずもっぱら堤防のクロダイ釣り。下手な横好きで、竿やリールなど道具だけは家人がその値段を聞いたら怒髪天を衝く形相になるくらいの物を揃えていた。なぜ行かなくなったのか。それは近場に釣りをする場所がなくなったことや、海に面した工場の敷地に入れてくれなくなったこともある。まあ朝早く起きて出かけるのも億劫となったことも原因の一つでもある。

釣りの小話二題。ある精神病院で患者が、風呂桶に釣り糸を垂らしていた。それを見た主治医が、「なにが釣れるのかね」。と訊ねると、患者が「お前は馬鹿か。風呂場で魚が釣れるわけがないじゃねぇか。頭は大丈夫か」。

もう一つ馬鹿の小話を。「おい八つぁん。この間、凄い馬鹿を見たよ」。「へぇーどんな馬鹿だい」。「あそこの川で、釣り竿に針もエサもつけずに、ずーっと釣りをしている奴を見たんだ」。「そんなん奴がいるわけないだろう」。「嘘じゃないんだ。俺はそれを二時間近くずーっと見ていたんだから」。

ちなみに釣りに行って一匹も釣れなかったことを「坊主」または「オデコ」とかいう。それは「毛」がないことから「魚っけ」がないに掛けたものである。


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イベントでのときめきがない。

2021-12-15 08:17:23 | 日記

12月4日(土)晴れ。

外呑みした日の翌日は、どうしても早起きできない。家族も皆休みなのでのんびりしている。食事の支度をするのが面倒なので、昼食を兼ねて、近所の「ほっともっと」で、得意の「特のりタル弁当」に「豚汁」。夜は、ロースハム、ベーコン、赤ウインナーに餃子。休肝日とした。

12月もまだ4日ぐらいだと「師走」という感じがしない。まだ11月の延長のような気がする。それでも花屋さんにはシクラメンやポインセチアが並んでいる。正月というよりもクリスマスムードだ。クリスマスといって胸がときめいたのは何歳ぐらいまでだったのだろうか。若い頃、街がクリスマスのネオンで飾られ買い物客でにぎわう頃。金もなく、クリスマスを共に過ごすガールフレンドもいない・・・。仕方がないからビラでも貼りに外に出て、帰ってきたら安酒をあおる。日本で一番不幸じゃないかと、思ったこともあった。

所帯を持って、人並みに着飾ってホテルのクリスマス・ディナーショーに行ったり、子供が出来たら部屋の中にツリーを飾ったり、家族でケーキを囲んだりしたこともあったが、最近は、特別なことをしなくなった。家族が恙なく暮らしていることだけで充分である。花火、祭囃子、ジングルベルにソワソワしなくなってから久しい。


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