2月24日(土)晴れ。
午前中に、掛かりつけの病院へ。常備薬を貰い、採血をして貰い様々な検査。結果は後日。朝食を取らなかったので、帰宅途中に「ほっともっと」にて、「洋風バラエティー弁当」を二個。1200円なり。夜は、家族で、暮れに頂いた、牛肉で「すきやき」と山芋のから揚げ。半うどん。お供は「黒霧島」。
昼食後に、本当に久しぶりに元町のチャーミングセールへ出かけた。凄い人である。愚妻が傘が欲しいというので、家族分の傘を4本と、折り畳みの傘を2つ。全部で3600円。元町に古くからあるお店、フクゾウなどに寄って、何か買おうかと思ったが、人が多く断念。夕食の買い物をしてから帰宅。
世界的な、指揮者の小澤征爾さんが先日亡くなられた。といってもクラッシックなどを聴く高尚な趣味もない私にとっては、小澤さんを実際に見たことも、彼の指揮するコンサートにも行ったことがない。ただ偉大な日本人が亡くなってしまったという、歳なりの寂寥感と、哀悼の意を表した。小澤さんと言えば、その名前の「征爾」は、満州事変を立案した板垣征四郎と石原莞爾の名前からそれぞれ一字を取って命名されたのは有名な話。ご尊父の開作氏は、かつて満州で満州青年連盟や満州協和会などで板垣や石原などと共に、民衆の教化のために運動をしていた。
昭和6(1931)年に、奉天の柳条湖にて、何者かによって満州鉄道の線路が爆破された。関東軍はこれを機会に在留邦人保護を名目に、満州各地に兵を送った。奉天はもとより北は長春まで瞬く間に関東軍は占領した。満州事変と呼ばれるこの関東軍の動きは、我が国では現地の名前を取って柳条湖事件と呼ばれるが、中国では事件の起きた日にちをとって九・一八事変と呼ばれ、現場には「九・一八事変歴史博物館」が建てられ、現代の中国では、この日を「無亡国辱の日」(国の恥を忘れることなかれ)と制定し教育している。当時の政治家は、以後関東軍の独断専行を抑えることが出来ず、日本は結果的に敗戦という悲劇に向かってひた走る。