白雲去来

蜷川正大の日々是口実

葉桜の風の言葉は独り聴く

2017-04-19 10:23:53 | 日記
四月十六日(日)晴れ。

野村先生の句に、葉桜の風の言葉は独り聴く。というものがあるが、我が町の桜の名所も既にほとんどが葉桜となっている。桜と言えば、正岡子規は早熟で、十歳の頃にはすでに雅号があったそうだ。その雅号というのが、何と「姥桜」。(随筆集『筆まかせ』)子規の生家の庭の桜にちなんだものだった。姥桜とは、葉が出るよりも先に花が開く桜のこと。「葉がない」→「歯がない」→「姥」(老女)にかけた言葉。本来の意味は、女盛りを過ぎても、美しさや色気が残っている女性のこと。皆さん違った意味で使っているのでは・・・。

今日は、女盛りを過ぎても(失礼)、美しさや色気が残っている女性、アコチャンとサエちゃんの誕生会を仲良しの佐伯さんのお世話で、保土ヶ谷の「うな平」にて行った。良い天気で、長袖では暑くて仕方がないので、パーカーの下は半袖のTシャツを着て愚妻と共に出かけた。そのお店は、佐伯さんのホームグラウンド。まず持ち込みの「モエシャドン」で乾杯。お刺身や鰻を肴に、話が弾む。さて二次会となったが、まで昼間、相鉄線の駅近くに昼間からやっているお店があるとのことで、向かう。ここでしばらく飲んでから解散。昼酒でヘロヘロになった。

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もう四月も半ばか・・・。

2017-04-18 14:48:57 | 日記
四月十五日(土)晴れ。

ロクに花見もせずにいたら、もう四月も半ばだ。六時に起きて、家族と共に朝食。柳カレイ、若竹煮、筍の唐揚げ、大根の味噌汁。筍が好きなので、料理のレパートリーも広い。

夕方まで機関誌の編集。六時より、先月に続き、神奈川県維新協議会の定例会議に出席。維新協は、全国初の県単位の協議体として昭和五十二年に結成された。結成当時私は事務局長だった。この年に、野村先生らの「経団連事件」が起き、獄中の野村先生から、維新協の結成に対して、連帯の挨拶を頂いた。十年後の昭和六十二年に、私が議長となる。今年は、維新協の結成四十年となる。この節目に議長が交代。新議長には、明鏡会総本部の檜垣紳氏が就任した。

終了後に、「やまと」へ。常連さんと共に盛り上がる。九時過ぎに帰宅。

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いつでもコイコイ、クチボソ、タナゴ。

2017-04-18 13:54:18 | 日記
四月十四日(金)晴れ。

世を嘆き、憂いてみても、体は正直で腹は減るし、酒も飲みたくなる。偉そうな御託を並べていても、やっていることと言えば、申し訳なくて口にも出せない。日々反省である。昨日も、お世話になっている方のご招待で、本当に久しぶりに銀座に出た。料理屋で飲む酒は「村尾」、傾国と傾城を相手には「森伊蔵」。浪人暮らしには、身に余る夜だった。感謝合掌。

北朝鮮の暴発が秒読み?となっている。アメリカが振り上げたこぶしを、どうおろすか・・・。当分安心できない。「北のミサイルに備えよ」と言われたって、どう備えるのか見当もつかない。シェルターなど近所にないし、おまけに我が家は築三十年近いボロ屋である。ミサイルどころか、最近では雨も防げない。防空頭巾も子供が小学生のころのものだし、私のデカ頭には入らない。家にある、最高の酒を開けて、笑っているしかないか。いつでもコイコイ、クチボソ、タナゴ。

最近の、産経にこういう記事が載っていた。「武力攻撃事態に限定、法的課題も」と題して、「法的な壁も決して低くない。防衛、外務両省関係者は「現状では核ミサイルを撃たれても防衛出動できない可能性がある」と口をそろえる。自衛隊が個別的自衛権を行使して敵基地を攻撃できるのは、北朝鮮によるミサイル発射が「組織的、計画的な武力行使」と認定される「武力攻撃態」に限られる。核ミサイルが1発のみで第2撃、第3撃の動きがなければ武力攻撃事態と認定できない可能性もある。核ミサイルの発射は国家による行為と推定できるため「組織性」を認定できるが。「ミスで撃ってしまった恐れもあり、継続的に武力攻撃を行う『計画性』が認定できない」(防衛省関係者)から。

あーあ、いやんなっちゃった、驚いた。平和ボケの際たるものだ。

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いつやるの。今でしょ!

2017-04-16 06:50:42 | 日記
四月十三日(木)晴れ。

米・朝が一触即発だ。恐らく、世界の人たちが米・朝のチキンレースを固唾を飲んで注目しているに違いあるまい。もし米軍が先制攻撃に踏み切ったならば、当然、我が国も何らかの攻撃を受ける。安倍総理が言うように、ミサイルの弾頭には「サリン」などの化学兵器がつけられているのかもしれない。有事の際は日本はどうするのか・・・。と言う議論が国会では全く見られない。特に野党のふがいなさ。「森友問題」など、警察や検察に任せておけば良いのだ。その捜査の過程で、安倍総理夫人が関わっているのならば追求すればよい。そんなことを今更国会でやっている場合か。こいつらは、国民の「空気」というものが、全く読めない。

「話し合い」や「圧力」で、北朝鮮の核開発と軍事的膨張が抑えられるのならば、さっさとやってみろよ。こんな時に、シールズのあんちゃんやネエチャンたちはなぜ声を上げない。安保法制なんて、北朝鮮の前ではクソの役にも立たない。今、犠牲を覚悟に米軍が先制攻撃を行わなかったならば、北朝鮮は来年、再来年には、もっと強力な核兵器を完成させるに違いない。肚を括るべき時であると私は思う。しかしながら、我が国の周りには、厄介な国ばかりだ。にも関わらず、一部の政治家やマスコミは、その厄介な国の手先となっている連中が多い。内憂外患、と言う言葉が現実な物になっていることを気付くべきだ。

北方謙三先生の大河小説の主人公である、「岳飛」を毒殺した秦檜は、今日銅像となってその妻と共に岳王廟の楼門を入った時にすぐ右の塀ぎわに座っている。写真で見ると、二人の像は檻のような鉄柵の中に入れられ後手に縛られてひざまずいて座り、うなだれている。秦檜は、忠誠な将軍・岳飛を獄につなぎ、ついで殺したが、「死せる秦檜を鉄人として再生させ、さらしものの刑にかけて、醜を天下に晒させたい」という後世の民衆の思いが、こういうかたちをとった。「唾をはきかけるな」と、塀の掲示板に書かれている。それでも地面に唾が落ちている事を見ると、秦檜夫妻に対してそのようにする風習は、時代がいくたび変わっても衰えないらしい。(まず岳飛を語ろう)より転載。

後世、わが国の政治家の誰かが、この銅像のようにならないことを祈るばかりである。


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いやはや飲んだ道中だった。

2017-04-15 15:03:22 | 日記
四月十二日(水)曇り。

七時に起床。同行の友人は、二日酔いで起きられずにいる。二日酔いでも疲れていても、朝になるとお腹がすく私は、朝から温泉に入ってから朝食会場に向かう。朝鮮半島に向けて航海中のカールビンソンの動向も気になるが、どうにもなるまい。

日本のホテルや旅館の朝食会場に行って思うのは、いわゆる「中農ソース」が無いことだ。朝食会場で、「ソースはありますか」。と聞くと、必ずと言って良いほど、「ありません」と言われる。二泊も三泊もする時は、あらかじめ小さめのソースを持って行くのだが、一泊ぐらいの時は、我慢する。ウインナーや目玉焼き、マカロニサラダやキャベツのコールスローなどがある時は、ソースが無ければ食べる気がしない。何で、朝からウインナーにケチャップなのだと、いつも腹が立つ。たかが中農ソースの一本ぐらい置いておけばよいのに。私と同じような、ソース党だって、きっといるのに違いないと思う。

九時半にチェックアウト。友人にすっかりご馳走になり、恐縮する。駅で、東京に戻る友人らと別れて、我々は那須塩原へ。人見氏の案内で、鮨屋へ。二日酔いの友人はようやく元気を取り戻し、「黒霧島」をロックでやりながら、鮨をつまむ。店が二時で休憩に入るので、ここでお開き。駅で時間調整のために、駅中で軽く飲む。お世話になった人見氏と別れて、東京へ。乗った瞬間に寝てしまい、目が覚めたら東京に着いていた。

お世話になった挨拶をして帰ろうかと思ったら、「何だ先輩、ここまで来て帰るんですか」安着祝いをやりましょう」。そう言われると帰りづらい。そのまま浅草は「駒形どぜう」へ。どぜうを二枚食べてから大熊雄次氏と合流。私は、ここで体力がつきて、別れた。すっかりお世話になった友人らに感謝して帰宅。

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