白雲去来

蜷川正大の日々是口実

福島の八幡屋へ。

2017-04-15 13:44:49 | 日記
四月十一日(火)雨。

外は雨。何だかすっきりしないので、朝からガッツリ食べようと思い、暮に頂いたレトルトのカレーに「ココイチ」で買っておいた福神漬けを添へ、子供たちがお弁当に持って行った残りの「清風楼」の焼売を四つ食べた。朝から、こういった刺激物を食べると、モリモリと元気が湧いてくるような気がする。

テレビでは浅田真央さんの引退会見をやっていた。うちの子供も、幼稚園の頃から五年ほどアイススケートをやっていた。いわゆるイナバウアーの荒川静香さんが金メダルを獲るまでは、神奈川のアイススケート場もガラガラで、習っている子供たちも少なかったが、荒川さんの金メダルから生徒は激増、駐車場もいつも一杯と言う状態になった。私が小学生のころからある古いスケート場も新装となったり、それはそれは繁盛した。

アイススケートというものは、最終的にはお金に余裕のある家の子供でしか通えなくなり、基礎体力の向上のために通わしていた、我が家の二人の子供は小学生の高学年になる前に辞めさせた。真央ちゃんには随分と元気と感動を貰った。こういう選手が出ることによって、そのスポーツの層が厚くなる。長いことご苦労様でした。

今日は、お世話になっている方に招待されて福島行。何でも、温泉のプロが選ぶ旅館のランキングに、加賀屋を抜いて一番になった、福島の母畑温泉の八幡屋という旅館へ行った。上野から新幹線で福島行。同行は四人。郡山の一つ手前の駅で、社友の人見仁氏と合流。降りて、蕎麦屋で軽く一杯。三時にチェックイン。のんびり風呂に入ってから夕食。食後は、後川清と言う人のショーを見てから、部屋に戻って爆睡。

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大学の入学式。

2017-04-10 12:28:50 | 日記
四月十日(日)雨。

下の子供の入学式。朝早く起きて、家族揃って朝食。愚妻と共に入学式に行く子供を見送った。家には、上の子供と二人。静かだなと思ったら本を読んでいた。以前、盟友のO氏からプレゼントされた「新潮社の百冊」の中から、読まずにいたものを、読んでいると言う。後、十冊ほどで完読とのこと。上の子は、三年生となった。後一年で卒業、社会人となる。早いものだ。私はPCで原稿書き。目が疲れてウトウトすると、子供が、「お父さん。コーヒーでも入れる」。口うるさいが、頼りになる子になった。

午後に、入学式を終えて帰った来るふたりと横浜駅で待ち合わせて、遅いランチ。予約しておいた店に行く途中で、神奈川県維新協議会の義信塾が行っている街宣に遭遇。親しい同志たちに挨拶をする。小雨の中、街頭に立つ同志諸兄には頭が下がる。尊い姿だ。

一時間食べ放題の「しゃぶしゃぶ」。一人四千円也。好きな「しゃぶせん」というお店があったが、なくなってしまい、仕方がないのでフアミレスに毛の生えたようなお店だったが、まあ値段の割には美味しかった。

食後に、明日の食事の買い物をしてから帰宅。一時間ほど横になって、飲酒再開。城山三郎の『少しだけ、無理して生きる』(新潮文庫)を読みつつ独酌。

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花の雨 けむる祖国のさみしさよ。

2017-04-10 11:46:50 | 日記
四月八日(土)小雨。

横浜の桜が満開にならぬうちに雨か。野村先生の獄中句集『銀河蒼茫』の中の「春の句」に、「花の雨 けむる祖国のさみしさよ」というものがある。天気予報では、これから雨の日が続くと言う。正に菜の花の咲くころに降る雨で「菜種梅雨」か。野村先生が、河野邸焼き討ち事件にて十二年を過ごした千葉刑務所は明治時代からある古い刑務所である。先生の句の中にも、「八下独居は如何にも古めかしい造りなり、一句」と前置きして、「菜種梅雨 寒し便器は桶である」がある。

刑務所が水洗になる前は、房の便器は桶であった。網走も、古い時は、便器に用を足して、朝、出房の際に廊下に出しておくと、当番の者がそれを片づけていた。確か「錬成」とかいう名前の班だったと思う。大変な時代だった。

もう十年も前から、横浜の下町を流れる大岡川の川辺に咲く桜の下で家族の定点写真を撮っている。子供たちは、小学生から大学生となり、徐々に大人になって行く過程が見れて楽しいが、こちらは、当然ながら、反対に年々老いて行く姿が、ちょっと悲しい。特にこの二三年は、顔に老いが目立ち、写真を見ても、えっこれが俺かい・・・。と削除したくなる。生憎の小雨だが、二人の子供はビシッとスーツ姿。私もジーンズでは失礼と思いジャケットを羽織った。雨にも関わらず、花見の人で溢れており、露店には酔客の姿も。一駅歩いて弘明寺商店街の「花笠」で休憩。

その後、バーミヤンで食事をしてから帰宅。明日は、下の子供の大学の入学式である。夜は、のんびり風呂に入って、しばし独酌。

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トマホークにトマポーク。

2017-04-10 10:46:50 | 日記
四月七日(金)晴れ。

家のすぐ近くにファミマが出来てとても重宝している。氷やビールがきれた時や、少量の惣菜を買う時などに便利なのである。スーパーだと卵を買うつもりでも、つい他の物も買ってしまうので、余計なお金を使ってしまう。そこにゆくとコンビニは卵だけパッと買ってこれるから便利なのである。

そのファミマの品物で最近ハマっているのが、「極小粒納豆」とUCCの「職人の珈琲」の二つ。納豆は、水戸の「舟納豆」に勝るものを知らないが、取り寄せしなければならないので、盆暮の二回ぐらいになってしまう。どうしても食べたい時は、最近はファミマの物にしている。コーヒーも好きで、家にはサイフォンもあるが、一人で飲むときは、やはり一杯で飲みきりのほうが便利だ。

トランプが習近平と会談中に、シリアに対してトマホークを五十九発もぶっ放した。シリアが反政府軍に対して化学兵器を使用したと言うのが理由だそうだが、その事実の検証も終わらぬうちに、ドッカンか。アメリカは以前、イラクに大量破壊兵器があるとして、攻め入ったが、結局大量破壊兵器などなかった、と言うことがあるので、アメリカの「正義」というものは、あまりあてにならない。まあ北の首領様は肝をつぶしたのに違いないが、アメリカとしては、「ロシアが、しっかりシリアを見ていないと、アメリカはお灸を据えるよ。中国も北朝鮮をしっかり見なさい」というメッセージなのかもしれない。当然ながら平和ボケした日本と日本人に対する警告でもある、と言うことも忘れてはならない。

何でもトマホークは一発七千万円もするそうだ。それを五十九発か。四十一億三千万円の価値があるのかどうか。以前私が良く行っていたのが、横浜は曙町にある焼き鳥の名店の「千家」だ。そこのメニューに、トマトを豚肉で巻いて焼いたものが「トマポーク」。これは何本食べても、戦争にはならない。そうかイスラム教徒は豚肉は食べないから、アサドさんには無理か。近いうちに「千屋」でトマポークを食べながら今回のトマホークについて考えてみるか。

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花は半開を看る。か。

2017-04-09 13:03:01 | 日記
四月六日(木)晴れ。

事務所に行く途中に、最近我が町の桜の名所になっている大岡川沿いを車で走る。まだ桜は五分咲き程度だ。露店が出ていて酔客がチラリホラリ。中国の明の時代に洪自誠という人が書いた処世・修養のための名言集「菜根譚」の中の有名な一節に、「花は半開を看(み)、酒は微酔(びすい)に飲む、此の中に大いに佳趣(かしゅ)あり。若し爛漫もうとうに至らば、便ち悪境を成す。盈満(えいまん)を履(ふ)む者は宜しくこれを思うべし。」訳:花は半開、酒はほろ酔い、それでこそ最高の趣というものだ。開きつくした花を眺め、深酒に酔いつぶれて何の風情があるものか。なにもかも満ち足りた人ほど、その事をよく知って欲しいものだ。とは言いますが、やはり桜は満開を見て、その下で大破轟沈。これこそ桜と酒の最高のコラボ。

その昔、私が連載をさせて頂いていた雑誌に『実話時報』というものがあった。残念ながら廃刊となってしまったが、その雑誌のライターだったT氏と再会。彼とは、浜松で植垣康博氏との対談や亡くなられた三浦和義氏との対談などでお世話になった。そう言えば高知に行って一緒に「くじらのすきやき」を食べたこともあった。

思い出話に花が咲き、中華街は市場通りの「中華飯店」へ。長いお付き合いだったこのお店の娘さんが一年前に亡くなられたことを知り、とても驚いた。お母さんにお悔やみを言って、軽く食事。憂国の実業家、松本洋三さんから電話が入り、共に「安記」へ。紹興酒を二本空けて解散。「安記」の紹介で中華街では有名と言うマッサージ店へ。最近肩こりが酷かったので、助かった。松本氏に送って頂き帰宅。

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