白雲去来

蜷川正大の日々是口実

日の丸に違和感を持つ不思議な人たち。

2019-05-05 10:52:14 | 日記
五月三日(金)晴れ。

占領基本法である現在の憲法を「記念」し「祝う」気にはなれずに、この祝日だけは国旗を掲げない。午後から、若い人たちが中心になって新宿の西口で「憲法を考える青年集会」を催す。盛会を祈念する。

ちょっと驚いた投稿を見つけた。元号が令和と変わった日に、沖縄の公立学校に日の丸が掲揚されたことに、反対している人がいることだ。「政府は四月二日、地方公共団体や学校などに対し、国旗掲揚を促すことを閣議決定し、各省庁に通知した。文部科学省は都道府県教育委員会を通じ、市町村教育委員会や各学校に周知した」。こんなことをいちいち通達しなければ国旗を掲揚しないことの方がおかしいと私は思う。世界中の国の中で自国の国旗の掲揚に反対する国民がいるのか、教えて貰いたいものだ。

日の丸や、旭日旗に、もし先の大戦の責任や罪があるとして(ある訳ないが)、では国旗を黒丸に、旭日旗のデザインを変更したとしたら、それだけで過去の罪が消えるのか。噴飯ものとは、こういう事を言う。ナショナリズムがけしからんと言う人がいる。では、反日なら良いのか。自分の生まれた国や郷土、伝統文化を愛せないと言う人は、哀しい人だと思う。単に記号としての「人間」の集合体であったら、生きていることが無味乾燥な物になってしまう。しかし、日の丸に反対する人は、ごく少数で、新元号に喜び、新天皇陛下のご即位に祝意を表す人のなんと多いことか。教育の場に日の丸を掲げることに異を唱える人たちは、オリンピックの表彰式で日の丸が上がるのにも不快感を感じるのだろうか。

今日は、一日家に。夜は、酔狂亭で月下独酌。

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御即位奉祝式典に出席。

2019-05-03 12:08:06 | 日記
五月二日(木)曇り後晴れ。

御即位奉祝委員会(実行委員長・近藤誠)の主催による「御即位奉祝式典並びに奉祝行進」に参加するために東京行き。保土ヶ谷から新橋へ。下車して都営三田線に乗り換えて「春日」という駅で下車。会場は出口のすぐ脇。大熊雄次氏と待ち合わせて会場へ。

実行委員長の近藤誠さんや実行委員の方々にご挨拶。一時に開式。皇居遥拝、国歌斉唱、三大神勅奉読、聖寿萬歳の国民儀礼の後に、講演会。講師は、産経新聞の宮本雅史氏。宮本氏とは随分と長いお付き合いをさせて頂いている。氏が沖縄で勤務している頃、二度ほどご挨拶に伺ったことがあった。昨年の群青忌にも参加して頂いた。宮本氏の講演は「御代替はりー我々の役割は」。

お二人目は、尊敬している埼玉大学名誉教授の長谷川三千子先生。演題は「御即位を奉祝する」。大変良い内容であったが録音が禁止ということで残念だった。

終了後は、犬塚博英先輩や野里、鈴木、久保田の諸氏と上野の居酒屋で反省会と四日の「日本の国体を守る会講演会」の打ち合わせ。二時間ほどで終了し、正論社の諸兄と別れ、大熊雄次氏と合流。犬塚先輩と同郷の方の経営する居酒屋に転戦。しばらく飲んでから、京浜東北線で帰宅。

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今上陛下の御代、令和元年を寿ぐ。

2019-05-03 11:08:38 | 日記
令和元年・五月一日(水)曇り後晴れ後雨。

今上陛下の御代、令和元年を寿ぎ、ご皇室の弥栄と天皇陛下、皇后陛下のご健勝をご祈念申し上げます。皇尊弥栄。

昨日の天気予報では、一日雨とのことだった。起きた時は少し雨が降っていた。玄関に国旗を掲げ、皇居を遥拝。今上陛下の一連のご即位の儀式が始まる直前から、何と雨が上がり陽が射してきた。神威を感じずにはいられなかった。正に日本は神国であると言うことを実感した。昭和・平成・令和と三代の陛下の御代の下で生きていられることに感謝している。

日本の全国各地で御代替わり、新天皇のご即位でお祭り騒ぎである。決して水を差すつもりはないが、寿ぐ気持ちはあってもはしゃぐ気にはなれない。それは、「天皇が勅定(ちょくじょう・天皇が親しく定めること)あそばされるべき『元号』が内閣によって決められたのは國體隠蔽である。新たなる元号は本来、御即位された天皇陛下の勅定によらなければならない。新帝御即位前の『新元号』の決定、上御一人の勅許・聴許を賜らずしての元号の決定は國體隠蔽である」(『政治文化情報』第四〇二号、発行四宮政治文化研究所)。という理由からだ。

このことに関しては、「新元号事前公表問題を考える有志の会」の人たちが、全国より反対の署名活動を展開したり、抗議活動を行った。その人たちの声明文「元号の本質を破壊する『新帝御即位前公表』に反対します」の中から一部を抜粋させて頂く。

「たしかに、現在の元号法において新元号を 天皇陛下がお決めになることにはなっていません。しかしその規定には『皇位の継承があった場合に限り(元号を)政令で定める』とされています。そして政令にはかならず 天皇陛下の御名御璽を賜ります。これにならえば、五月一日の御即位の日に新帝から御名御璽を賜る元号が政令としてはじめて発せられなければなりません。かりに、のちに政令を経ることになろうとも、政府の閣議決定のみで事前公表が行われれるのだとすれば、それは皇位の継承とはなんら関わりのない『政府の元号』の公表ということになります。はたしてそれが、日本の伝統に照らし、また国民から愛され、親しまれる元号になり得るでしょうか。これは皇位継承と密接にある元号を蔑ろにする以外のなにものでもありません。私たちはここに、政府による『新帝御即位前新元号公表』に反対し、歴史と伝統に基づく改元がなされることを求めます」。

正論以外の何ものでもない。結果的に、元号の御即位前の「事前発表」は阻止することは出来なかったが、御代替わりの時に民族派が、こういった正論を掲げ、運動し戦ったことは歴史の中に刻まれるに違いあるまい。

今日から、愚妻が青森に帰郷するので上の子供と一緒に空港まで送る。夕食は子供たちと一緒に、静かに、かつ感慨深く令和を寿ぎ、食した。

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多くの国民はご皇室と共にある。

2019-05-01 12:04:58 | 日記
四月三十日(火)曇り。

今月二十六日、東京・文京区のお茶の水女子大学附属中学校の教室で、悠仁さまの机に果物ナイフ二本を棒にくくりつけてやり状にしたものが置かれているのが見つかり、三日後に住所、職業ともに不詳の長谷川薫(五十六)と言う男が逮捕された。随分早い逮捕に安どしたが、これほど早い逮捕に至ったのは、この男に「前」があったのか、以前から要注意人物であった可能性が強いのではないか。それにしても不敬な輩よ。

今上様のご譲位について、多くの国民が感謝の念を表している。雨にも関わらず、皇居前には大勢の人が参集している映像や、先日の伊勢神宮へのご参拝にしても沿道や神宮に何万もの人が両陛下を奉迎した。見ていて目頭が熱くなった。ご皇室に反対する勢力がいても、びくともしない。国民の大多数は、ご皇室と共にある。

杉本五郎中佐の歌が頭に浮かんだ。一日(ひとひ)生きば一日(ひとひ)心を大皇(おほぎみ)の みためにつくす我が家のかぜ。天皇弥栄、天皇弥栄。

家族全員揃って、居住まいを正し、先帝陛下に感謝の誠を尽くした。

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