白雲去来

蜷川正大の日々是口実

コロナはある意味で人を疎遠にする。

2021-02-07 12:46:43 | 日記

2月4日(木)晴れ。

キャンディーズの歌ではないが「春一番」が吹いたとのニュース。もうすぐ春ですね。とはいうもの昨日は立春。暦の上では春です。亡くなられてしまったが立春の日に、鎌倉に住むさるお方から日比谷花壇の「蘭」を何年も届けて頂いた。「もう春か」と、蘭を見て思ったものだ。いずれ三浦にあるというその方のお墓にお参りしたいと思っていてる。

朝は、辛子高菜のチャーハンにカルビスープ、筋子。昼はハムサンド。夜は、手羽餃子、チキンソテー、大根と人参のサラダ。お供は「赤霧島」。木曜日はノンアルの缶ビール二本のみで休肝日。

しかしながらコロナはある意味で人を疎遠にする。飲み会に限らず、会議、集会、葬儀などもほとんどなくなり、「たまには会いたいなぁー」と思う人たちとも、声をかけるのが憚られ連絡を取っていない。そんな状態がもう一年以上続いている。まあ個人的には酒量と食事の量はコロナ前も後も変わらないが・・・。


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『文春』VS『赤旗』か。

2021-02-05 10:19:02 | 日記

2月3日(水)晴れ。

毎月送って頂いている『月刊日本』の2月号に、旧知で『週刊文春』の編集長である新谷学さんが、不倶戴天の敵と思っていた(笑)、共産党の『赤旗』日曜版の編集長の川本豊彦氏との対談記事が掲載されていて、オォォォー。と思わず声を上げてしまった。新谷さん。魂を売ったのかと・・・。と言うのは冗談で、対談の内容は「これが『スクープ』だ!」と言う刺激的なもの。最近の政治家や芸能人、著名人が最も恐れるいわゆる「文春砲」と最終兵器の「赤旗」。

何でも、『文春』のネットに「文春リークス」という情報提供サイトを開設しており、1日に100件以上の情報提供があるとのこと。一億総岡っ引き時代の到来か。

新谷さんと初めて会ったのは、もう20年ほど前のこと。確か「赤報隊」の取材がきっかけだたと思う。場所は、横浜の「やまと」。名物女性記者で、現在は「朝日新聞」に行っている森下香枝さんが一緒だった。それから色々あって『噂の真相』にいた西岡研介さんが『文春』の新谷班に来て、「不肖・宮嶋」さんたちと「群青忌」の10年祭の「お疲れさん会」を銀座で催してくれたことなどが懐かしい。

そういえば、過日乗ったタクシーの中の広告で、動く新谷さん(多分)が出ていたのには、あれれれ。と驚いた。そのうちに中華街あたりで一杯やりたいものだ。

 

 


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嫌な時代の、嫌な空気。

2021-02-05 09:52:18 | 日記

2月2日(火)雨のち晴れ。

政府の発表では、今月七日に終わるはずだった緊急事態宣言が、3月7日まで、一か月延長されるということ。私の自宅の近所の「お好み焼」や「焼き鳥屋」「蕎麦屋」の何軒かは「緊急事態宣言下により2月7日まで休業」と言う張り紙をしてあるお店がある。他人事ながら大変だなぁーと思っていたら更に一か月延長するらしい。

時短営業に協力すれば一日、6万円の協力金が出るそうだが、6万円の支給で助かる店と、到底足りない、というお店とどちらが多いのだろうか。それにしても大変な時代になったものだ。

現金支給の遅れや、コロナ対策の遅れをすべて政府のせいにしているマスコミ、とりわけ下種なワイドショーが多いが、じゃあお前がやってみろ。国の金だって無尽蔵じゃないんだし、みんな勝手だなぁーと思ってしまう。だから、つとめてくだらんワイドショーなどは見ないようにしている。これ以上馬鹿になりたくないからね、

夜、一杯やりながら「空母いぶき」を見る。自衛隊が現憲法下で出来るギリギリの選択。この映画を見た人が、現在の憲法がアメリカ軍による日本弱体化政策の一環である「占領基本法」であることを少しでも認識してくれたらよいのだが。


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秀逸だった「バヤルタイ」。

2021-02-04 11:46:51 | 日記

2月1日(月)曇り。

今日から2月。と言っても何かが変わるわけではないし、相変わらずコロナの罹患者の発表に一喜一憂し、色々な理由を付けては酒を飲み、老眼に辟易しながら読書し、気まぐれにユーチューブで懐かしいベニ―グッドマンや原信夫とシャープ&フラッツのスゥイング・ジャスを聞いている。しかしユーチューブは凄い。聞きたい、見たいと思うものをググれば、ほとんどある。家の近くにあったツタヤが撤退してから、ほとんど音楽CDを聴くことがなくなった。その分パソコンで楽しんでいる。過日、パソコンに接続するスピーカーを買ったので、音が格段に良くなった。奮発してBOSEのスピーカーを買おうと思ったが、愚妻と一緒だったので思いとどまった。

昨日、偶然に見たのが、中京テレビのドキュメンタリー「バヤルタイーモンゴル抑留72年越しのさようなら」という番組。これがとても良かったのに加えて勉強になった。

中京テレビで報道記者として働くモンゴル人女性ホンゴルズルさんは、大学を卒業するまで暮らした母国モンゴルに存在した「戦後の日本人抑留」という事実を知った。そして抑留者や遺族の集まり「モンゴル会」を取材中一人の老人と出会う。彼に密着しながら、高齢となった彼の最後のモンゴル墓参に同行し、男性の思いと記者としての自分の気づきや発見を綴った作品だ。

タイトルの「バヤルタイ」とはモンゴル語で「サヨナラ」という程の意味だが言葉の持つ含蓄は深いという。(「テレビの旋風」より抜粋)

昭和20年8月9日、日ソ不可侵条約を一方的に破り満州に侵攻したのがソ連とその衛星国であったモンゴル。シベリアに抑留され強制労働に従事された日本人から二万人余をモンゴルへ移送し、労働力として酷使した。ウランバートルに現在もある国立大学(ホンゴルズルさんもその大学の出身)など重要な建築物の多くが、当時の日本人の手によって建築されたという。インタビューの中で、「モンゴルは戦勝国」「日本がモンゴルに迷惑をかけたので、日本人の強制労働は当然」とかいうことを言っていたのが唯一笑わせてくれた。とにかく、モンゴルの参戦と日本人の抑留と言う事実を恥ずかしながら知らなかった自身に喝!と勉強させて頂きました。

まっ詳しいことは長くなるので省くが、詳しいことを知りたい人は「テレビの旋風」もしくは、中京テレビのドキュメンタリーを探してみてください。

 


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楽しみで読む本が、たしなみに。

2021-02-04 11:17:25 | 日記

1月31日(日)晴れ。

愚妻と上の子供が上野の国立美術館で開催されている何とかと言う版画の巨匠展に出かけたので、私は下の子供を連れて伊勢佐木町の「関内苑」にてランチ。気取っている訳ではないが、最近は、両を食べるよりも良い肉を少し食べたい方なのだが、値段を見るとどうも気後れしてしまい、「マッ昼間だからね」と言い訳して「特上」を見ないふりして牛タン、ハラミ、カルビの普通のものを二人前ずつとチョレギにカルビスープ。やはり焼肉には酒よりもご飯が合う。

食後は、「文明堂」でお茶。このお店の「どら焼」の皮「パステル」を生クリームや黒蜜で食べるのがとても美味しいのだが、さすがに私は遠慮して子供の分だけ。その後、目の前の有隣堂へ。新聞の書評の切り抜きを持って行ったのでどこにあるのかすぐ分かって助かった。

『兜町の風雲児ー中江滋樹最後の告白』(比嘉満広著・新潮新書)、『昭和十八年・幻の箱根駅伝ーゴールは靖国、そして戦地へ』(澤宮 優著・集英社文庫)、『空想居酒屋』(島田雅彦著・NHK出版新書)の三冊。巣ごもりで本を沢山買い、沢山読む。当然ながら難しい本は避けて、楽しみのために読むものばかり。しかし、楽しみで読む本が、たしなみとなるかもしれない。

夜は、カツオのタタキ、焼きタラコ、筋子を肴に独酌。お供は「黒霧島」。


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