なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

90歳の十二指腸潰瘍

2013年11月14日 | Weblog

 内科小児科医院から90歳女性が紹介されてきた。Hbが6g/dlと著明な貧血があった。9月の検査ではHb13g/dlだったので、半減している。朝食後に嘔吐したがどのようなものだったかは憶えていないそうだ。直腸指診をするとタール便だった。変形性膝関節症でNSAID(クリノリル)が処方されていた。PPIの処方はなく、珍しいことにマーズレンSやムコスタなどの胃薬の処方もなかった。

 上部消化管出血疑いとして、消化器科で内視鏡検査を行ってもらった。胃内には出血はなく、十二指腸潰瘍があった。通常の慢性潰瘍の形で、潰瘍底に出血点があったが、露出血管はなかった。急性出血ではなくて、慢性的に出血にしていたらしい。MCVは80とほとんど小球性を呈していた。止血処置は必要なく、点滴・輸血・PPIで経過を見ることになった。

 急に寒くなって、タイヤ交換を早急にする必要があった。今日は午前中外来がなく、病棟回診も簡単に終わったので、昼休みにイエローハットに行った。タイヤ交換で混んでいるかと思ったが、意外にすいていて20分で終了した。先週末か今週初めに交換する人が多かったらしい。土日に自宅近くの店に行くと半日がかりになる。土日予定があるので、平日に済ませたくて、一昨日から交換するタイヤを車に乗せていたが、忙しくて昼休みがなくて行けなかった。毎年、来年は11月初めにタイヤ交換に行こうと思うが、必ず遅れてしまう。

コメント
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