なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

連休の途中

2016年05月02日 | Weblog

 昨日は日直の後に、当直医が外科の先生なので、院内に泊まって待機していた。入院は外傷の高齢者と急性虫垂炎の若い女性で、内科の入院はなかった。めまいと腹痛の高齢者が救急外来を受診したが、外来での治療で帰宅になっていた。

 先月に心窩部痛・食欲不振で入院した91歳女性は、施設で処方されたNSAID(ジクロフェナク)による潰瘍だった。胃前庭部に1か所と、十二指腸球部から後球部にかけて前後壁に計6か所の潰瘍を形成していた。点滴とPPIの静注で治療を開始して、数日後からやっと流動食を少し摂取できた。その後、五分粥から全粥と1週間おきにゆっくりとした上げ方で進めた。患者さんがすぐに上げることを希望しなかった。

 そろそろ退院できそうなので、今日内視鏡検査を再検した。胃潰瘍ははA2からH1へ、十二指腸潰瘍はA1-2からH2~S1へと軽快していた。NSAID潰瘍なら薬剤中止で早く治るかとも思ったが、ゆっくりとした回復だった。連休明けに退院としたが、施設では、今処方しているタケキャブを処方してくれるかどうかわからない。2か月分退院時処方を出して、当院外来でもう1回内視鏡検査を行うことにした。

 休み中に嚥下障害で経管栄養や点滴だけになっていた高齢者(94歳と85歳の男性)が、誤嚥性肺炎をきたして抗菌薬を再開した。今日はそれぞれ解熱していたのでちょっと安心。これからどうもっていくか。CVカテーテル関連血流感染となった83歳男性は、血液培養でMRSEが検出された。カテーテルの抜去自体で解熱はしていたが、バンコマイシン点滴静注を継続している。

 看護師さんの高校生の息子さんは、高熱と下痢(水様便頻回)が続いていて、解熱した後も下痢が続いていた。昨日便検査を行ったが、カンピロバクター腸炎と判明した。同じラーメン屋で食事をした仲間が同様の症状だったらしい。

 COPDの肺炎併発による急性増悪で入院した70歳女性は、症状軽快して今日から食事を開始した。東京から唯一の身内である姉とその娘(姪)が面会に来ていた。タバコを止める様に言ってもきかなくてという。電話は頻回にしていたらしい。退院すればまた喫煙再開だろうか。

 連休が始まってまだ前半戦だ。この後まだまだ休みは続くが、大物が来ないことを祈る。「ねこまき」さんの漫画本をkindleで購入。紙の書籍だとカラーは一部だが、電子書籍だとオールカラーになる。

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