昨日のNHK「総合診療医ドクターG」は忽那賢志先生で、ジカ熱の症例だった。3名の患者さんが、自分はジカ熱に罹ったのではと受診して、そのうち誰がジカ熱かという普段とは違う形式だ。答えは、デング熱、伝染性単核球症(ペニシリン薬、たぶんAMPCによる皮疹)、そしてジカ熱。
東京なら、国立国際医療研究センターなど、輸入感染症に詳しい病院へ紹介できるが、地方だとそういう病院はそうはない。電話で相談されれば、大学病院か医療センターへの受診を勧めることになる。直接来て、ここで診てくださいといわれたら、当院に来てもらっている大学病院感染症科の先生に相談して対応することになる。デング熱の診断キットも院内には置いていない。
この前購入した「治療2015年11月号CRPology」は忽那先生の編集で、「総論 CRPとは」はユーモア溢れる記載だ。まだ購入していなかった「症例から学ぶ 輸入感染症 A to Z」も買うことにした。実際に輸入感染症を診る機会はほどんどなさそうだが、忽那先生の文章は面白いので、読み物として?購入して損はない。昔の講談社のモットーは「面白くてためになる」だが、それが一番だ。