なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

18歳の糖尿病

2016年05月30日 | Weblog

 昨日の日直の時に、当院の看護師さんが18歳の娘を連れてきた。看護学校に行っているそうだ。学校の健診で尿糖(3+)という結果で、病院で血糖とHbA1cを測定するように言われたという。自覚症状は特にない。健診の二次検査だが、日曜日に来たのは、学校を休ませたくないから。身長168cm、体重80KgでBMIが28。とにかくごはんをいっぱい食べるんですと母親が言う。その母親は5年前に妊娠糖尿病になり、、産婦人科医から治療を依頼されてインスリン注射を出していたことがある。

 空腹時血糖180mg/dl、HbA1c9.6%とりっぱな糖尿病だった。尿糖(4+)で尿ケトン体は陰性。脂肪肝と思われる軽度の肝機能障害もあった。母親自身、今糖尿病の治療を受けているのか、そもそも家族歴はどうなっているのか、他の患者さんもいて時間がないので、詳しくは訊かなかった。学校が休みになる7月に再受診したいので、それまで食事で何とかしますと言って帰った。顔も体型もそっくりな親子で、母親の指導で改善する気がしなかったが。1型ではなくて、2型糖尿病が早期に出現したのだろう。明日の提出にはなるが、抗GAD抗体と血中Cペプチドを検査して、問題があれば呼び出すことにした。カロリー制限はできなさそうなので、甘いソフトドリンクは極力さけることと、ご飯半分でおかず(イモ類はさけて)はそのままのゆるいゆるい糖質制限にしてみること、体重を毎週測定することを伝えた。

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