なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

治れば良し

2016年07月22日 | Weblog

 右下腿の軟部組織感染症で壊死性筋膜炎も疑った78歳女性は、入院3日目に解熱して、炎症反応とCK(5000弱から3000台、2000台へ)は改善してきた。下肢痛も熱感も軽減していた。抗菌薬継続で治癒しそうだ。単なる蜂窩織炎では説明できないと思うが、治ればなによりだ。

 火曜日に誤嚥性肺炎が治癒して施設に戻った、筋強直性ジストロフィーの62歳男性は、昨夜また酸素飽和度が低下して救急外来を受診した。また肺炎だった。退院日からすでに始まっていたのかもしれない。当直の外科医から連絡があり、退院したばかりの病棟に再入院となった。嚥下障害が進行している。今回は肺炎が治癒したら、胃瘻造設の予定とした。

 今日は間質性肺炎+細菌性肺炎の87歳男性が末梢からの点滴が困難となって、CVカテーテルを挿入したくらいで、緩く過ごしている。早めに帰って自宅でファイザーの若手医師セミナー(林寛之先生)を見る予定。自宅のパソコンをノートパソコン(の買い替え)にするか、デスクトップにするか考え中。

 一昨日の夕方に68歳男性が、心窩部不快感で救急外来を受診した。心房細動と脳梗塞後遺症があり、神経内科で抗凝固薬と抗血小板薬を処方されていた。救急当番だった別の内科の先生が担当した。CTでは胃角部から前庭部にかけての壁肥厚があるように見えるがよくわからない。そこから腹腔内に出血して肝周囲・腸間膜・骨盤腔内に出血(性腹水)が広がっていた。胃癌やGISTなど腫瘍の破裂・出血なのか、動脈瘤があったのかは不明だ。それから数時間で血圧低下から心肺停止となり、死亡に至った。あとで話を聞いて、どうするるべきだったか検討した。外科で開腹する余裕があったか、はたして処置ができたか、というと難しい。

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