なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

結果的に、慢性C型肝炎初回治療例

2016年07月25日 | Weblog

高熱と咽頭痛で入院した21歳女性は、EBVの既感染(VCAIgG陽性、VCAIgM陰性、EBNA陽性)だった。症状はまだ続いている。明らかに咽頭炎なので菊池病ではない。ヘルペスウイルスの初感染は、こうはならないのか。いったい何だろう。

 低カリウム血症による筋力低下で入院した47歳男性は、下痢が続いていたそうだ。もともと下痢と便秘が交代性で、最近は下痢気味だったという。ちゃんと訊かなかったこちらが悪い。利尿薬の副作用では合わないわけだ。

 慢性C型肝炎と高血圧症の56歳男性は、10年前から通院しているが、ずっとインターフェロン治療を勧めていたが、仕事が忙しくて都合がつかないと言っていた。Interferon-free therapy(DAA)が可能となったこともあり、治療を受ける気になった。基幹病院消化器科の肝臓専門医に紹介状を書いて、外来予約をとった。今時珍しい初回治療例となるので、これまで拒否していたのが結果的に良かったことになる。

 糖尿病で通院している66歳男性は、辞めた先生の外来から回ってきた方だった。BMI31の肥満があり、HbA1cが7~8%台だった。インスリン総量が1日180単位だった。DPP4阻害薬とSGLT2阻害薬が処方されている。血清クレアチニンが1.3~1.5で、メトホルミンは処方されていない。Cペプチドは3ng/ml(食後)だった。やせれば絶対よくなるが、それが難しい方のようだ。食事療法(緩い緩い糖質制限と欲望に負けてむやみに食べないこと)でインスリン減量しても、HbA1cは同程度で推移した。現在、インスリン総量が1日120単位。今日は「水やお茶では物足りなくて、甘いソフトドリンクを飲んだので血糖は悪くなったでしょうか」、と言って診察室に入ってきた。7.8%が8.2%になっていた。今日はDPP4阻害薬からGLP-1受容体作動薬(トルリシティ)に変更した。9月までは2週間処方だが、取りに来ますという。

 今日は感染管理の連携を組んでいる病院が合同カンファランスに来られて院内のラウンドをしたりと、忙しかった。 

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