東久留米の『世界』昼の部、5月例会の報告
19日(水)、午後4時から、東久留米の『世界』昼の部、5月例会が生涯学習センター学習室で行われました。初めての参加者を含めて、7名、久々に活気のある会の復活でした。
テーマ以外に報告があり、「ラムザイヤー論文」を巡ることから話し合いましたが、全く見解が異なる意見が披露されました。
「大阪モデル?そんなものはない」では、在阪メディアとの共依存関係が説明されていますが、メディアのあり方に反省すべき点があるのかな。維新政治の功罪については、その後の議論がコロナを巡って大阪の評価に戻ったりして検討されました。医療は経営合理化で何とかしてしまっていいことではないということかな。
「人新世」は、理解が急激に進んできていることで、幸いにも私たちは『世界』でその流れに乗ることはできていますが、それではどのような対策がという検討はまだまだだな、という感じですね。
中西新太郎の「若者」論は、参加者から紹介された「私たちは生まれてから二〇年間、ずっと不況の中にいる」という若い人の言葉が、グサッときました。老人福祉は話題になっていますが、今は「若者福祉政策」が急がれるのですね。
今回の共通テーマは、
○ 「大阪モデル? そんなものはない」 松本 創
○ 「人新世」 J・A・トーマス、M・ウィリアムズ
J・ザラシーヴィッチ
○ 「コロナ禍は若者の窮状に何を加えたか」 中西新太郎
でした。
◎ 東久留米の『世界』を読む会(昼の部)6月例会のお知らせ
●日 時 6月16日(水) 午後4時
●場 所 生涯学習センター集会学習室2
●持ち物 雑誌『世界』6月号
○共通テーマ
・「メガ・イベントの時代の終焉」 町村敬志
・「どうして海外は再エネが普及しているのか」 山家公雄
・「すぐそこにある再エネ社会」 飯田哲也
・「NHKと政治と世論誘導」 長井 暁
※ 第3水曜が定例です。ご承知ください。
● 連絡先 須山
suyaman51@mail.goo.ne.jp
