小岩の『世界』4月例会の報告
21日(木)、7時より、小岩の『世界』を読む会・4月例会がzoomで行われました。参加は5名でした。
今月のテーマは
○「日中関係の現在地と方向性」 高原明生
○「米中対立と東アジア冷戦」 丸川哲史
○「新型ウイルスが問う「学校」」 酒井 朗
○「人新世の環境学へ」 宮本憲一、斎藤幸平
でした。
中国の問題を考えていくと、ウクライナのことへ話が飛ぶのですが、28日(木)のzoomの『世界』のテーマになっているので、そこはぐっとこらえて、話し合いました。
熱い討議を交わしましたが、記録は割愛させて頂きます。
最後の「人新世の環境学へ」の討議で、「コモン」というのは、生産関係で問題にするだけのことではなく、理論や制度、技術、文化、知識、立憲主義など広く考えるべきことであると話し合い、この『世界』を読む会も、「コモン」だ。と。
何だか、未来に繋がる嬉しい立ち位置にいるのか、というのが印象に残りました。
『世界』を読む会は、「コモン」だ。
コロナ以来、zoomでの開催が続いていますが、来月の小岩の『世界』を読む会は、久しぶりに、あの部屋で、あのパンとジャムでやろう、ということになりました。生の出会いの場に。
◎4月号のお薦めは
■ 大塩 ・「福島の甲状腺がん」 片山夏子
■ 片山 ・「宏池会の思想とは何か」 西山太吉
■ 巻 ・「ジハード大陸2.0」 服部正法
でした。
◎ 小岩の『世界』を読む会、5月例会 の予定
●日 時 5月19日(木) 午後7時
●場 所 南小岩8丁目21の8
小岩駅から徒歩約3分
●持ち物 雑誌『世界』5月号
○共通テーマ
・「生きる現場からの憲法 第1回」 大門正克
・「新憲法とわれらの覚悟」 芦部信喜
・「デジタル化する世界と憲法」 山本龍彦
●連絡先 須山
suyaman50@gmail.com