東久留米の『世界』昼の部、4月例会の報告
東久留米の『世界』を読む会・昼の部の、4月例会は、4月17日(水)、午後4時~6時、生涯学習センター集会学習室3で、7名の参加で行なわれました。
第一テーマ、遠藤 乾×渡辺将人×三牧聖子「なぜトランプなのか」
第二次世界大戦後の世界の理念はどこへ行ってしまったのか。トランプになれば、それは投げ捨てられる不安を感じる。トランプの政策は、大学授業料の問題とは、不登校児童の問題とか、かなり細かな要求を取り上げているとのことでした。
第二テーマ、鈴木啓之「米中東政策の綻びはどこに向かうか」
ここでも、トランプの「世紀のディール」というものが、極端にイスラエル寄りのもので、大きな危機につながることが心配されました。
第三テーマ、江島晶子「人権は「身近で小さな場所」から始まる」
日本の人権思想は、戦後からスタートしたもので、人権意識は低い。日本は集団主義的な発想が強く個人の人権が抑えられている。日常生活でも個人の意見の主張ということがなく、教育の場でも人権意識が育てられていない。大変勉強になる読書だった、と話されました。
■3月号のその他のお勧めは
・須山 「大学不信と多様性へのバックラッシュ」 林 香里
「なぜ沖縄は国連に訴えるのか」 阿部 藹
でした。
◎ 東久留米の『世界』を読む会(昼の部)5月例会のお知らせ
●日 時 5月15日(水) 午後4時
●場 所 生涯学習センター・集会学習室3
●持ち物 雑誌『世界』5月号
○共通テーマ
・「人口減少時代の課題がひらく未来」 田中輝美×永岡里菜
・「「拉致問題」風化に抗して 第9回」 蓮池 薫
・「反戦・非暴力思想と脱植民地化の失敗」 阿部小涼
※ 第3水曜が定例です。ご承知ください。
※ この他に、zoomでの『世界』を読む会が、第2水曜の、午後7時からで開催されています。参加希望の方は、メールで申し込んで下さい。
● 連絡先 須山
suyaman50@gmail.com
