zoomの『世界』を読む会・12月例会の報告
12月23日(金)、午後7時半~、zoomの『世界』を読む会・12月例会が行われました。5名の参加でした。
■ 第一テーマ・本間龍「東京五輪疑獄事件 腐敗の正体」
この東京五輪の教訓は、「二度と日本で五輪を開催してはならない」〔p.42〕に尽きる思いを感じました。高橋氏がやり玉に挙げられて尻尾切りが進められていますが、JOCも組織委も、竹田氏も森元首相も、突き詰めた捜査が果たしてされるだろうか。マスコミはそこまで追いかけるだろうか。
また、「スポーツナショナリズム」の利用という政治の意図はまだまだ根強いことを感じました。
■ 補助テーマ・森まゆみ「神宮外苑は「創建の趣旨」に立ち返れ」
オリンピックを機に、それまで手を付けられなかった神宮外苑が資本の草刈場になっていることに、市民の声の届かない所で進められる「開発」による自然破壊に空しさを感じる思いが語られました。
■ 第二テーマ・松元雅和「ウクライナ戦争と平和主義のゆくえ」
文章が読みとりにくいという感想でしたが、平和主義、非暴力が、その意味を失っていないことを確認するようなことができたと思いました。終わりの見えないウクライナ戦争ですが、冷戦後の世界がこの大きな転換点を良い方向への解決の道を開いてほしいものです。引き続き、考察を重ねる課題であることを確認しました。
◎ ZOOMの『世界』を読む会、2023年1月例会 の予定
●日 時 1月27日(金) 午後7時半~9時半
※ 月末の金曜が定例です。
○共通テーマ
・「それでも、平和を希求するために」 加藤陽子
・「交錯する「二つの西洋」と日本の「脱亜入欧」」西谷修
○参加ご希望の方は連絡下さい。案内を差し上げます。
○なお、東久留米の『世界』を読む会・zoomの部が、第2水曜午後7時からで、ありますので、参加希望の方は連絡ください。
● 連絡先 須山
suyaman50@gmail.com
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