6日のNHKクローズアップ現代に取り上げられていた埼玉医科大学の多剤耐性緑膿菌感染の拡大は、物量作戦ではなく、毎日の個々人の意識レベルで些細なことの積み重ねによってしか防げない、という基本中の基本の実践の履行を求められていると感じた。大きくて立派、見た目が綺麗な病院ほど清潔と思い込んでしまう人間の意識の危険性、誤った方向へ走り、問題が明るみに出るまで隠蔽されてしまう危うさ。
埼玉医科大学の1あ100人が多剤耐性緑膿菌感染で6人死亡は、大規模病院では気づかない日常的な数なのだろうか?
小規模病院であったら、存続不可能なほどよってたっかってたたかれ死活問題まで発展してしまうだろうな。だけれど多分起きないだろうと思う。多剤耐性緑膿菌は大変な問題と認識しているので、1例発生しただけで、大騒ぎで必死に対策を立てるだろうから。
発生源を特定しかねても、
伝播を防ぐ! 細菌繁殖環境を絶つ!
これしか対策は無いでしょう。
その方策を立て、職員一丸となって実行する。