連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

東北大震災から2カ月が過ぎ

2011-05-13 22:19:17 | 東日本大震災

大学の講義が始まった。

あふれるエネルギーはたのもしい。

被災に会っていない若人があふれていた。

被災にあった? との問いかけに対する反応は、

遠い別世界の、なんか居心地の悪い、気味の悪いこと、いやだーーー 

                                 という人が少なからずいた。

3月11日から時間が過ぎ、以前の顔を取り戻しつつあると

忘れ去られていく現実の冷たさを目の当たりにした戸惑い、寂しさが押し寄せてきた。

直接の被害は受けていない私が感じたギャップ。

被災後、ギャップを感じた世界に、出てきて、生きていくことは、大変ではないだろうか。

それを超えさせる、エネルギーの根源になるなにか

安らぎ、回復できる場所

 個人個人は異なり、公式などあり得ない。

農民が、農地を失い

漁民が、漁場を奪われ

町にあった仕事場が破壊され

 有為に社会の一員として動いていた時間を

 無為に過ごさざるを得ない時間が、まだまだ膨大に蓄積していく現実

二つの世界のギャップにダメージを受けている自分

   被災者の全員は、外見はどうであれ、

   一生涯、時折、心に刻まれた被災の日にフラッシュバックして

   苦しむんだろうなと。

その時、話を聞いて、それから

     生きていられてよかったんだ 

        と包み込むように言ってあげる人がいることだろうな。   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする