福島原発の責任者だった所長の吉田昌郎さんは、定期健診で病気が解り入院することに。
史上最悪の事故に遭遇し彼は、大企業の1人の所長職権限を大きく超えた責任を負う事になったようです。
原子力エネルギーをアンコントロールにした時の恐ろしさは、原子力の専門家として現場を預かる彼は誰よりも認識していた事でしょう。
3・11の出来事を目の当たりにし、大勢の部下や地域住民の危険を察知しての対応は、想像を超える葛藤があったようです。
彼の一番の決断は、震災翌日に上層部(国や本社)の意向に逆らって、原子炉へ海水の注入を行ったことなのでしょう。海水注入は、その時点での原子炉廃炉を意味します。
その上層部が福島原発の廃炉を口にしたのは、相当の期間を経てからです。
現状をみると、あの時、海水注入の判断と実践は的を射ており、この判断によって頼れる指揮官との名声はあがります。しかし彼を英雄視することに彼自身が大きな負担であり、また迷惑だったようです。
大震災や大津波などの事故に遭遇させた安全対策上の責任は免れないからです。
もっとも誰であってもあの震災以前において、国が司る原発推進風潮の中では、安全優先しての原発停止など、実現不能だったのでは…
ともかくあの現場の責任者としての責務は相当のストレスになったことでしょう。
吉田さんの一日も早い快復をお祈ります。
また彼のような英断を促すリーダーこそ、現場を担う人々は待っているのですから。
さて今日は北海道各地が猛吹雪。
写真はちょっとした移動で車内から撮ったのですが…これが北海道で冬の季節。自然には逆らえないものです。

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史上最悪の事故に遭遇し彼は、大企業の1人の所長職権限を大きく超えた責任を負う事になったようです。
原子力エネルギーをアンコントロールにした時の恐ろしさは、原子力の専門家として現場を預かる彼は誰よりも認識していた事でしょう。
3・11の出来事を目の当たりにし、大勢の部下や地域住民の危険を察知しての対応は、想像を超える葛藤があったようです。
彼の一番の決断は、震災翌日に上層部(国や本社)の意向に逆らって、原子炉へ海水の注入を行ったことなのでしょう。海水注入は、その時点での原子炉廃炉を意味します。
その上層部が福島原発の廃炉を口にしたのは、相当の期間を経てからです。
現状をみると、あの時、海水注入の判断と実践は的を射ており、この判断によって頼れる指揮官との名声はあがります。しかし彼を英雄視することに彼自身が大きな負担であり、また迷惑だったようです。
大震災や大津波などの事故に遭遇させた安全対策上の責任は免れないからです。
もっとも誰であってもあの震災以前において、国が司る原発推進風潮の中では、安全優先しての原発停止など、実現不能だったのでは…
ともかくあの現場の責任者としての責務は相当のストレスになったことでしょう。
吉田さんの一日も早い快復をお祈ります。
また彼のような英断を促すリーダーこそ、現場を担う人々は待っているのですから。
さて今日は北海道各地が猛吹雪。
写真はちょっとした移動で車内から撮ったのですが…これが北海道で冬の季節。自然には逆らえないものです。

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