豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

何か事を為すとは…北斗市

2012-10-08 15:30:38 | ファース本部
「波風を立てる」とは、穏やかな環境を乱してしまうこと云い、善くない行いを正すときに用いられている言葉のようです。
この穏やかな環境は、「何によって為されているのか」との思考が穏やかな環境の中では出てこないものです。

私達のような企業も含む自治体、事業組合、そして国家なども含む組織体は、常に波風に晒されていなければ直ぐに澱んでしまい、しだいに組織劣化して行くことでしょう。
組織体を安定的に保持するには穏やかさなどを求めてはいけないのではないか。

組織を束ねるため、一時あげたスローガンであっても時代潮流によって短期間に陳腐化してしまう場合があります。
例えば、地域お輿のために新しい事業を起こそうと予算を振り返られると、従前の事業が減じられ、その関係者の抵抗にあうことはよくあること。

私達も事業変更を指示すると人事体制にも影響が出て不満が渦巻くことはよくあります。
組織内には、「波風を立てる人」が不可欠です。
組織を掻き混ぜ、事業停滞を防ぐ役割を担うのですが嫌われ役にもなります。
だから誰も「波風」を立てようとしないのです。

「雨降って地固まる」と云う諺があります。
雨と云う不快な出来事で地べたの小さな隙間に泥が埋まって地盤が盤石になると云う意味です。
ところが「雨降って土砂崩れ」と云うリスクも伴います。
建設的な「波風」を立てる人を組織で支える風習が必要のようです。

三連休最後の今日は、日本列島全域が20℃前後とまさに穏やかな一日だったようです。
写真は、会社の敷地にある真っ赤になった紅葉とナナカマドの実を撮りました。
この秋の風情の穏やかさは、激しく掻き混ぜられた台風などによって為されたのかも。
blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする