豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

建築業界では価格競争に勝者なし…さいたま市~東京都内

2012-10-19 20:57:09 | ファース本部
私達の建築業界は、完全に価格競争に陥っております。
他社の提示価格の下を潜る価格で販売することは、更なる価格競争に拍車をかけ、その付け回しがエンドユーザーへのメンテナンス怠慢へと繋がります。

「タダより高いモノは無い」との格言があります。どのような製品にも適正価格は存在致します。
安値で売るとメーカーも問屋も、そして工務店も利幅を少なくします。
そしてそれを買ったエンドユーザーは、適切なメンテナンスサービスが受けられなくなる場合も。
つまり価格競争には勝者は存在しないと云う事になります。

適正価格で販売することは関わる業者が適切な利潤を上げ、社員報酬などに反映させます。
エンドユーザーには、小回りの効いたサービスが提供できることになるのでしょう。
特に私達の住宅業界は、建主さんから受注して施工し、建築代金を回収して住んで戴いてからが建主さんにとっての本当の家づくりの始まりなのです。

価格競争は、価格で勝負して受注し、建築して代金回収で終わりにしなければ続きません。
住んだ建主さんから電話が掛かってくるごとに薄利が素っ飛んでしまうからです。
「安物買いの銭失い」の格言がある。
安価な建築資金は、住んだ後になって多額の改修費用に跳ね返った例も多くあります。金銭だけでなくその間の建主さんのストレスも多大に。
私達は地域に密着し、「地域住民に慕われ可愛がられる工務店経営」を目指す工務店さんを対象にした啓蒙活動を行っています。

今日は三協立山埼玉支店を訪問しました。
写真は私の隣から部長の大野和久さん、課長の駒 義人さん、本社課長の神島真人さん、ファース担当の山下勝利さんです。埼玉支店の方々と協力し、地道にコツコツと地域で頑張る工務店さんにハウスメーカーなどは体制的に出来ないような知恵や工夫を授けて行こうと。

ハウスメーカーやスーパービルダーは、大きいだけに小回りが効かない難点があり、その隙間を埋めるための地域工務店の経営手法を広げて参ります。
さて今日は一日中、抜けるような秋晴れに恵まれました。
明日は札幌へ飛んでエンドユーザーさん対象の勉強で講話を。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする