豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

住宅工法の批評批判と真実とは…函館市~北斗市

2012-10-22 17:50:23 | ファース本部
ライバル他社の行いなどをネット批評や表面だけを見て批判する人は少なくありません。
また自分の主張に異論を唱えるものは、その理由も問わずに糾弾したくなるものです。
しかしながらライバルメーカーや自分の持論と相反する人などに対する批判は、信憑性に足りる裏付けとなる資料が必要で、批判の理由を具体的に述べることも。

私は、24年前に断熱法を,、従来一般工法のグラスウールをスプレー発泡と云う工法に大変換しました。
それは、従前のグラスウール断熱の仕方を指導した学者やそれに関わる部材供給者にとってこの上ない邪魔な存在となり、それらの関係者から大バッシングを受けています。

樹脂でスプレー発泡して密閉する工法です。とても乱暴でリスキーな工法と言えます。
しかしその工法を作り上げるまでには、大手樹脂メーカーの技術者と10年の歳月をかけて様々な失敗を繰り広げて参りました。
平成5年に初めて公的評定を受けるまでは、当時の建設省の指導機関を構成する学者の先生達に多くの指摘を受けたものです。

私達のスプレー発泡工法が日本で初めて公的な評定を交付されてからは、堰を切ったように多くのスプレー発泡工法が供給されるようになりました。
その中には、やはり批判されて然るべきなリスキーな工法も少なくありません。
単にスプレー発泡だけで家そのものが出来あがる訳ではなく、そのためには家屋内の換気量抑制や湿気調整などが必須となります。
当時は誰も行っていなかったオール電化工法を創設したのも私達でした。
当然とは言え、異様なほどの批判の嵐に立ち往生したものです。

断熱気密や電化工法は、施工した工務店が、建主さんの住み続ける限り、アフターフォローなどのメンテナンスに責任を取れるのであれば誰からも批判される筋合いはありません。理屈より、建主さまが住み続ける限り幸せでいられるような家づくりこそが求められます。

さて、今日は家庭裁判所の調停業務を行ってきましたが当事者の心境を思えば…
工法の批判は私個人の批判にエスカレート。真実を知る努力を逸したままでの批判先行は、いたずらに当事者の心情を傷つけるだけかも。
写真は先ほど撮った会社付近です。既に空の色が冬の色になってきました。
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