豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

今の恵まれた環境がぬるま湯に…函館市~北斗市

2012-10-11 17:33:14 | ファース本部
戦後の我国は、国家再興のため国民総意で勤勉実直を誓い、黙々と国づくりに励み、「蛍の光、窓の雪」「爪に火を灯す」ほんの僅かな明るさに希望を見出しながら、懸命に生き抜いてきたのです。
このような戦中派と言われる人々の尽力があり、戦後の貧困を脱し、経済大国へとして成長し、そして現在の日本があります。

今や人が溢れ、モノが溢れ、情報が溢れ、飽食の時代とも言われてきました。
一方、医師の人数は増えているにも関わらず、地方に医師が行きたがりません。
地域医療が疲弊し、勤務内容の過酷な産婦人科医も不足していると言う事です。

誰もがラクをして、のんびりと優雅な暮らしをしたいと思うのは人情なのでしょう。
したがってラクができる、のんびりできる、優雅な生活ができるところに人は群がります。
誰もが過酷で報酬も保障されないところを避けようとします。

世界に目を転ずれば、飢えに苦しむ民衆、教育も受けられない子供、治安が悪くて道を歩けない、衛生環境が劣悪で疫病が蔓延…このような国々が多く存在します。
我国のように教育を受けられる喜び、夜道を無防備で歩ける喜び、ご飯を食べられる喜びなどが、当たり前で、このような事は、喜びでも何でもなくなってしまったのではないか。

政治体制を代替案もなく批判し、マスコミ報道だけを鵜呑みにしてはいないだろうか。
ぬるま湯にどっぷりと浸ったままでは、自分の現在地を見誤っている場合もありそう。
月の明かりを眩しく感じるようになればきっと幸せって何なのかが理解できるよう。

今日は家庭裁判所での調停業務で当事者の苦悩と向き合い、需要期で欠品状態にある部材確保の交渉など、刺激の大きな一日でした。
朝は豪雨で開けたのですが、先ほど撮った夕焼けは、いつもの清々しい秋晴れでした。
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