豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

家づくりに理屈はいらない…北斗市

2012-11-06 17:44:21 | ファース本部
家って何か。
高気密・高断熱の省エネ、オール電化仕様など各ビルダーが競うようにキャッチコピーを繰り出してきます。
猛暑が続いたこの夏は、北海道のような北国で冷房を必要とする家が多くありました。

人の暮らす温熱環境とは、気温24℃の湿度40~60%前後かも。
夏場の蒸し風呂のような気温と湿度。冬場の砂漠のような乾燥状態が。
このような特殊な気候を持つ国は北半球では日本だけなのです。

この厳しい気候や風土にフィットし、住む人と建物そのものの健康を、長期間にわたり維持してきたのは茅葺屋根の家とも言えるのでしょう。
量産することに有利な新建材を多用して日本家屋は、30年前後で解体、建て直しをしてきました。
この茅葺屋根の思想を施す事を怠ってきた事が大きな要因であると思われます。

茅葺屋根の思想とは雨水をたっぷり抱えた茅葺屋根が、家屋内の水分を上手に管理して、住む人と構成部材に潤いと優しさを与え続けて来たのです。
新建材でも、この茅葺屋根の思想を家の性能として活かすことは可能です。

家とは、住む人も施工した人も、家づくりに関わった人々の全てが等分に幸せを分かち合うことのようです。
住むほどに愛着が湧き、施工者などとの人間関係が恒久的に保持される仕組みづくりが構築されていることなのでしょう。

写真は今日も行われている実験装置です。理屈より確たるハードなのです。
さて、綺麗な青空で迎えた北斗市もこの時間は、冷たい冬の雨に見舞われています。
私の執務室も色々な実験暖房を行っていますが、本格的な暖房稼働の実験を。
blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする