家を造る際には断熱材を用います。
一般的にはグラスウール断熱材を床や壁中、そして天井の上に充填。
我国の断熱仕様の基軸は、このグラスウールを用いて断熱を行う事になっています。
このグラスウールや布団は何故、断熱作用があるのか…
寒い時に布団を使用するのと温かくなります。
何故に布団を使用すると暖かいのか…
布団の中に人が包まると、人体熱(約36℃)で布団の内部が温まるからです。
布団はどうしてそのような作用があるかと云うと、布団の中に閉じ込んだ空気がとても熱を通し難い気体だからです。空気が断熱作用を促します。
しかし湿った布団は暖かくありません。
湿気で空気を閉じ込んでおく空隙が萎んでしまい、更に湿気は空気の30倍もの熱を伝えるからです。つまり、乾燥した空気を閉じ込めておく必要があります。
特に高温多湿の夏、低温乾燥の冬を持つ日本特有の気候の中で、何十年ものスパンで家の構造内部に納まったグラスウールの空気を乾燥したままにしておく事ができるのか。
湿気を吸った布団なら虫干しや乾燥機を用いることが出来ますが床、壁、天井の断熱材は。
断熱材が湿気によって様々な事象を繰り返し、その対応策に明け暮れた時期がありました。
その結果で出来あがったのが樹脂スプレー発泡断熱方法です。平成4年に私は、公的な断熱技術評定の申請を行い、にべもなく断られ、この上ない危険な工法だと批判されたもの。
燃え易いので火炎防止対策、木材を呼吸させるための対策、構造体を頑丈にするための対策、換気対策などを施し、平成5年に国内で初めての公的な断熱評定を交付されました。
いまや同じような樹脂のスプレー発泡工法があちこちで使用されています。
当時、危険な工法だと学者の方々から受けた指摘を一つ一つクリアーしてきたのですが、危険なままの樹脂スプレー発泡工法も少なくありません。
今日は東京事務所で執筆をしていましたが、20年前の懐かしい資料が保管してあり、当時の奮闘ぶりを懐かしんで…
さて、写真はその東京事務所前から撮った東京タワーが素晴らしい秋空に佇んでいます。

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我国の断熱仕様の基軸は、このグラスウールを用いて断熱を行う事になっています。
このグラスウールや布団は何故、断熱作用があるのか…
寒い時に布団を使用するのと温かくなります。
何故に布団を使用すると暖かいのか…
布団の中に人が包まると、人体熱(約36℃)で布団の内部が温まるからです。
布団はどうしてそのような作用があるかと云うと、布団の中に閉じ込んだ空気がとても熱を通し難い気体だからです。空気が断熱作用を促します。
しかし湿った布団は暖かくありません。
湿気で空気を閉じ込んでおく空隙が萎んでしまい、更に湿気は空気の30倍もの熱を伝えるからです。つまり、乾燥した空気を閉じ込めておく必要があります。
特に高温多湿の夏、低温乾燥の冬を持つ日本特有の気候の中で、何十年ものスパンで家の構造内部に納まったグラスウールの空気を乾燥したままにしておく事ができるのか。
湿気を吸った布団なら虫干しや乾燥機を用いることが出来ますが床、壁、天井の断熱材は。
断熱材が湿気によって様々な事象を繰り返し、その対応策に明け暮れた時期がありました。
その結果で出来あがったのが樹脂スプレー発泡断熱方法です。平成4年に私は、公的な断熱技術評定の申請を行い、にべもなく断られ、この上ない危険な工法だと批判されたもの。
燃え易いので火炎防止対策、木材を呼吸させるための対策、構造体を頑丈にするための対策、換気対策などを施し、平成5年に国内で初めての公的な断熱評定を交付されました。
いまや同じような樹脂のスプレー発泡工法があちこちで使用されています。
当時、危険な工法だと学者の方々から受けた指摘を一つ一つクリアーしてきたのですが、危険なままの樹脂スプレー発泡工法も少なくありません。
今日は東京事務所で執筆をしていましたが、20年前の懐かしい資料が保管してあり、当時の奮闘ぶりを懐かしんで…
さて、写真はその東京事務所前から撮った東京タワーが素晴らしい秋空に佇んでいます。

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