豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

政権交代の意義について…北斗市

2012-11-26 18:21:15 | ファース本部
3年前の政権交代で私達が期待したことは、自民党と官僚との「もたれ合い」政治の改革だったはずです。
民主党は、脱官僚実現に向け閣僚、副大臣、政務官が「政務三役」として政策を決定するスタイルが取られた。官僚政治の典型と云われた事務次官会議は廃止され、行政刷新で「事業仕分け。」が大いに注目されました。

結果として多くの省庁では、政務三役が官僚の行うべき事務処理までをも抱え込みことに。
一方では、政策の大きな方向指示が曖昧で、責任の所在が明らかにならない状況が続いたよう。
当然ながら官僚との意思疎通が混乱し、不信感が広がったことは否めないのではないか。

私達は、この民主党政権の3年を顧みて何を得て何を失くしたかの検証は必須のようです。
政治主導を掲げてその司令塔になったはずの「国家戦略局の法制化」や副大臣、政務官の増員などをはかる体制づくりは、棚上げされたままになってしまった。

私達は、この3年間で政治とは一歩の歩幅が狂うと次々と悪循環へ動き出すものであることを目の当たりに。
歯車が狂い始めると時の政権が民主党でなく自民党であってもその舵取りは苦境を極めたと思われます。
菅、野田政権になると、今度は逆に官僚に丸投げするような政治が目に付くようになります。

国民の誰もが怒った復興予算の使い方は、官僚丸投げから派生した官僚達の予算分捕り手法だったのでは。
この3年で得た教訓は、政治家が有能な官僚を機能的に使いこなせる体制の構築であり、「官僚叩き」でない。民主党の中には、実に上手に官僚と歩調を合わせられる政治家も存在します。
しかし、一派絡げて見られてしまうのも現実なのですかね。

さて今日は、研究開発と来客対応で一日の時間がアッと云う間に過ぎ去って行きます。
写真は培養実験中の苔パレットを自分の執務室の応接テーブルに…終日、雨の北斗市でした。
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