豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

工務店経営者の学歴と経営手法…北斗市

2013-04-06 17:16:20 | ファース本部
最近、私の周りにいる人の中で、なぜか東京大学卒の人とご縁が多くなりました。
この東京大学の入試に合格する人は小中学、高校と常にトップクラスの秀才ばかり。
小中学、高校時代は、まさに神童と言われるような生徒だったのでしょう。

この東大を卒業する人は、将来設計の選択肢が大幅に増えるのでしょうか。
反対に私のように中学校しか出ていない者は、選択肢が狭いのでしょうか。
自分の経験では、東大卒業すると下手な職場や職業に就く事が極めて難しくなります。

少なくとも私のように地下足袋を履いて仕事をする肉体労働者になる人はいないでしょう。
工員などの手作業を行うブルーカラーにもならないでしょう。
東大を出たと云うプライドと学歴観念が自分も、周りの人達も持つからか。

と言って私のように中学しか出ていない者は、公務員として採用してくれません。
戦後、会社を興す起業者が、中学卒の割合が高校、大学卒を上回った時期がありました。
公務員にもなれず、大きな企業にも採用されず、肉体労働者で働くか自分で企業を興すかの選択肢しか残されていなかったからです。(写真は東大安田講堂)

学問、知識を身に付けても、その学問や知識をどのように活かせるのかが大きな要素です。大学、大学院で学びに学者になって様々な分野で研究活動を行い、学問を広める人々も必要です。一方で経営学者は偉大な経営者になれないとも云います。

経営には市場の雰囲気を肌で感ずる事の出来る勘、そして感性が重要です。
経営を学問で知りすぎると、理論や数値が先行し「勘」で経営を読む事はタブーとします。
特に私達の家づくり業界では、住む人の感性、木を刻む大工さん、多くの協力業者さんも、全て現場から情報を発信しています。

住宅業界では、不具合に悩むユーザー、元請の傲慢さに泣かされる下請け業者、価格を叩かれるメーカー。一方、建主さんの喜ぶ笑顔や関係者の充実感なども混在しているのです。
このような業界の仕組みや制度、法律をつくるのが東大などの高学歴者なのかもね。

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