木の実や根先から芽吹いた樹木が成長して樹齢が30年、50年、100年と。
その木材が伐採されて製材され、木材になって家づくりの構成部材になるものも。
その家の構成部材になってからも木は生き続けると言われます。
生き続けると云うと表現が異なりますが「変化し続ける」と云うのが正確なのでしょう。
木材は切り口から、その木材がどのような状態で成長したかを知る事が出来ます。
木を輪切りにして中心から南側は年輪の間隔(夏季に成長し冬季に硬い殻となるため、柔らかい部分と硬い部分が交互に重なって年輪となる)広くなっています。
北側はその間隔が狭くなっており、東西は北と南の中間くらいの年輪間隔となります。
南面で育った広い年輪の部分は幾分柔らかく、その反対側が堅くなり東西の年輪はほぼ平行になっています。
温暖の年はよく育つので成長が大きくて年輪が広くなるため、過去の天候を特定する事も出来ます。
(写真は弊社木工場に立掛けた木材)
樹勢時の含水量が60%(ちなみに生きた人体の含水量は約70%)です。
これが伐採、製材の後、日陰で数年以上も通気自然乾燥されて昔は約28%程度で建築されました。
昨今は殆どが強制人口乾燥機にかけて15%くらいの人口乾燥木材で家づくりを行います。
構成部材となった木材は、それから微妙な変化を続けて参ります。
私達ファースの家は、土台も含め全ての木材が9%と一桁台まで乾燥するように工夫しています。
当然、その間に収縮、膨張をし続けているのです。梅雨時期には湿気を吸って膨らみ、真冬の乾燥時期には湿気を放出して収縮します。
この収縮、膨張の度合いは、年輪の南側部分のものが大きく、北側部分が少ないのです。
このように木材は家の構成部材となってからも変化し続けているのです。
このように年々異なる木材の成長と変化を楽しむのも木造住宅に住む醍醐味のような気が致します。
さて、ゴールデンウィーク真っ最中、春の陽気で気持ちの良い祭日となりました。
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生き続けると云うと表現が異なりますが「変化し続ける」と云うのが正確なのでしょう。
木材は切り口から、その木材がどのような状態で成長したかを知る事が出来ます。
木を輪切りにして中心から南側は年輪の間隔(夏季に成長し冬季に硬い殻となるため、柔らかい部分と硬い部分が交互に重なって年輪となる)広くなっています。
北側はその間隔が狭くなっており、東西は北と南の中間くらいの年輪間隔となります。
南面で育った広い年輪の部分は幾分柔らかく、その反対側が堅くなり東西の年輪はほぼ平行になっています。
温暖の年はよく育つので成長が大きくて年輪が広くなるため、過去の天候を特定する事も出来ます。
(写真は弊社木工場に立掛けた木材)
樹勢時の含水量が60%(ちなみに生きた人体の含水量は約70%)です。
これが伐採、製材の後、日陰で数年以上も通気自然乾燥されて昔は約28%程度で建築されました。
昨今は殆どが強制人口乾燥機にかけて15%くらいの人口乾燥木材で家づくりを行います。
構成部材となった木材は、それから微妙な変化を続けて参ります。
私達ファースの家は、土台も含め全ての木材が9%と一桁台まで乾燥するように工夫しています。
当然、その間に収縮、膨張をし続けているのです。梅雨時期には湿気を吸って膨らみ、真冬の乾燥時期には湿気を放出して収縮します。
この収縮、膨張の度合いは、年輪の南側部分のものが大きく、北側部分が少ないのです。
このように木材は家の構成部材となってからも変化し続けているのです。
このように年々異なる木材の成長と変化を楽しむのも木造住宅に住む醍醐味のような気が致します。
さて、ゴールデンウィーク真っ最中、春の陽気で気持ちの良い祭日となりました。
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