昔の家は、通常でも100年以上の寿命が当たり前でした。
隅々までの通気性を促すような構造になっていたからです。
それが新建材やアルミサッシ等を使用するようになってからは一気に腐り易くなりました。
一頃では日本の住宅寿命25年と云われたこともありました。
高度成長期には、住宅の大量生産大量消費が日本経済力を向上させるとされたのです。
確かに家づくりには、40種もの業種のモノ、ヒト、カネが行き交い経済効果が。
量産化時代が長く続き、今や600万戸の住宅が余り、空き家問題が深刻なのです。
それでも住宅産業を停滞させるとGDPに影響を与えることに。
経済成長の著しい中国は、10階建てマンションが次々と建造されても入居者ゼロ、それでもそのマンション群の向こうに新しいマンションが次々と建築されています。
需要と供給のバランスが取れていれば、家余り状態にはならないのですが。
社会主義の中国は、国の政策で経済成長を優先させていますがいつか破綻するのでしょう。日本政府の経済政策には、反省点はありますが基本は施主自身の責任も多く問われます。
住む人の幸せと、地球環境を考慮すると昔のような100年住宅を取り返すべきです。
今日は、FAS検査員講習と考査試験を行いましたが、受講者の方々には本資格を自らの幸せづくりと社会貢献に活かそうと提案いたしました。
写真は、Facebookから考査試験に合格の右から渡辺工務店室蘭支店の市橋利浩さん、同じく佐々木弓(ゆみ)さん、苫小牧支店の岩崎あいさんが私の執務室に顔を出してくれました。
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