窓ガラスに用いるガラスの熱貫流率(UA値)は、単板(1枚ガラス)で約6.0wです。
ペアガラスでは、Low‐E機能やアルゴンガス、クリプトンガスを用いても、最高性能約1.2wくらいでした。
更に断熱スペックを上げるためガラス三枚を使用したトリプルガラスで1.0wを切るガラスが開発されています。
現在、大手ガラスメーカーの市販するトリプルガラスの最高性能で0・77wだと思われます。
私達ファース本部の研究開発室では、数年前から様々な研究を行ってきました。
幾つかの機能を組み合わせることで驚異的なスペックのトリプルガラスの構築を行うことが出来ました。
写真の性能表、最下部記載の熱貫流率(U値)0.512wのファースの家専用トリプルガラスです。
U値0.5wとなるとグラスウール断熱材の厚さ90mmに相当します。
単板ガラスのU値6.0wの12倍の断熱性能となります。
このファース工法専用トリプルガラスの採用で開口部は、「熱を逃がす場所」であるとの概念を払拭し、大開口部のある家づくりが可能となります。
この真冬の期間には、現場での実証試験を済ませて早いうちに実践採用いたします。
写真はそのトリプルガラスの性能表で、日射取得率とのバランスを考慮して使用します。
今日は正月2日ですが、住宅システムの研究開発には盆も正月もありません。
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