私達ファース本部は、昭和60年に当時電力会社も想定していなかった全電化住宅を創設しました。
燃焼ガスを出さないで暖房や厨房、給湯を行うことが目的です。
燃焼ガスを出すとその分の換気量が必要となります。
真冬の日本列島は、寒気に加え、カラカラの乾燥状態となります。
また夏場は、高温多湿となり、たくさんの湿気がエアコンの室内機に入ると湿気の持つ熱、いわゆる「潜熱」が具現化して顕熱(温度)となり、エアコンの稼働率を上げてしまいます。
乾燥状態では、人間のカラダから水分を蒸発し易くして体温を奪い、寒さを助長します。
つまりは、家屋内を一定湿度に管理することがどうしても必要になったのです。
そのためには、外部温度だけでなく、外部湿度にも影響されない、優れた断熱と気密層のスペックが必要です。
国内では初めて樹脂スプレー発泡断熱材を開発し、シリカゲルを処方したファースシリカで湿度管理を行うようにしました。
窓ガラスも太陽高度の高い夏場には日射遮蔽を行い、冬場には日射透過させて暖房貢献するようにしました。
そのためには、既製品の断熱部材でそのスペックを確保することが出来ず、やむなく専用部材を製造して貰いことになりました。
そもそも当時は、顕熱や潜熱などの概念で家づくりを行う思考は全くありませんでした。
現在も毎年のように専用部材のバージョンアップを行っております。
そのため専用部材メーカーとは、常に連携しながら技術的なパートナーシップで確立しております。
今回はFAS専用部材メーカーとの初年度初会合でした。
写真は、ファースの家の床下部分で専用ファースシリカ、専用潜熱蓄熱材、専用エアクララ断熱材、専用サッシなどが写っています。
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