高い気密性能、断熱性能の家で暖房燃焼機器を稼動させますと、必然的に微小燃焼の稼動モードにせざるを得なくなります。
この微小燃焼稼動では機器の燃焼効率が極端に低下するだけでなく、排気口から多くのCO2を放出します。
また燃焼ガスを排出するには換気扇を稼働させますが、家屋内の温度だけでなく湿度の一定化も出来なくなります。
気温20℃で湿度50%の時には、この湿度50%に18.5℃に相当する潜熱が含まれています。
気温と同時に湿度も一定化しなければ本当の断熱した家とは云えません。
そのため、調湿効能を出すための研究開発を行い、自然素材のシリカゲルを活用した調湿効能を出せるようになりました。
ここに燃焼ガスを発生させ、換気扇を回す方法はとれません。
電化住宅は、1kwの電力をつくるのに、その約3倍のエネルギーを使用しています。
つまりその際にはそれだけのCO2を放出しているのです。
オール電化住宅は地球温暖化を助長すると言う批判も、的外れな非難とは言えません。
ところがファースの家のように家の性能を一定レベル以上まで上げるとヒートポンプが活用できます。
ヒートポンプでは、1kwの消費電力で5倍、7倍、10倍のエネルギーを外気から汲み取れる仕組みを活用できるからです。
3倍以上の成績係数でなければ採算はとれません。
昨日は札幌でのイベントで冒頭挨拶する機会がありましたが、なぜ電化住宅なのかとの質問に答える機会がありませんでした。
ここで必然的にオール電化になった事を書きました。
昨日お邪魔した、桧山建設操業さまは、今日もオール電化のファース工法見学会(写真)を行っています。
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