水を1リッター1度上昇させるには1キロカロリーの熱量が必要です。
蓄熱量とはその物体の体積×比熱×比重=蓄熱量となります。
水に限らず家の断層の内側に在る物体の全ては、熱を保有する特性を有しております。
ファース工法は、日本ではじめて窓から入る日射熱を積極的に溜め込み、「パネルの要らないソーラーハウス」をIBECから認定を。
40坪(132㎡)の家で構造体を1℃上昇させるとことで、諸条件はありますが10,593kwもの熱を溜め込む計算が出来ます。
この10,593kw/℃÷{1.32W(㎡・K)×132㎡×内外温度差23℃}=2.64h/℃となり、これは蓄熱材の温度を1℃下げるために約2.6時間(内外価格差23℃)の時間が掛かります。
熱損失係数1.32Wの家で1時間の総熱損失量1.32W(㎡・k)×132㎡=174.24Kwとなる。
外気温度0℃、室内温度20℃の定常状態で熱源のいっさいを排除し、1時間後の温度を測定したところ19,4℃で、0 6℃の低下である。
この実質熱損失量は、174.24kw×0.6℃=104.54kwとなります。
蓄熱量を勘案した実態熱損失係数は104.54kw÷132㎡=0.79wになります。
つまりQ値1.32Wの家は、蓄熱量を加味するとQ値が0.79Wに相当することです。
窓ガラスは太陽熱を入れ易く、また逃がし易いという特性を持っています。
現在開発中の多機能ガラスは、熱を入れ易く逃げ難い機能を持たすことに尽力しています。
断熱層の内側物体の総てが蓄熱し、ファースの家は、エアコン入り切りがもっとも不経済となります。
写真は床下に置いた潜熱蓄熱材「タイトプレート」でが容器内の物体が液体化~固体化と状態変更をして蓄熱量を多くしています。
1枚で蓄熱レンガ2枚分に相当します。上にかぶっている粒上のモノは「ファースシリカ」で空気清浄調湿材です。
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