木材の地産地消を…北斗市・ファース本部

木材の地産地消を…北斗市・ファース本部
地域工務店の多くは、周りに森林の多い地域を商圏としています。
ファース本部本社の近くにも森林は多くありますが、有効活用に及んでいないようです。
外材の方が安価に入手できるからです。
近場にある森林でも、伐採して運び出し、製材して木材にするまでに手間暇が掛かります。
ここに掛かる人件費で国内産木材（写真）は、外材より高額になるのと云うのです。

外材の多くは大量に伐採され、現場で丸太にしてそのまま輸出します。
大型の伐採機材を用い、10ｔトラックに伐採して積み込むまで20分間だそうです。
日本では、そもそも伐採現場に10ｔトラックなど入れません。

それでも地産地消を行うことで地元には雇用の機会を多くします。
林業の活性化や、運搬搬送費で放出するＣＯ２削減をはかることも出来ます。
SDGsの17項目の開発目標に大きく貢献します。

SDGsは、都道府県、市町村自治体はじめ、各企業のパートナーシップが必須となります。
色々な政策の中でも少子高齢化、過疎化問題、地方創生を図るためにもSDGsを再注目しつつ木材の地産地消は、費用面の課題を超える事業だと思われます。

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