「丸い鉛筆が転がって机から落ち、芯が折れるのを解決するため六角形の角を付けました」つまりこれが発明です。発明は誰もが閃き、誰もが視点を変えれば出来る事です。
しかし特許にするにはこのままでは旨味がありません。
特許範囲が六角形と特定しており、五角形、八角形、十角形などは特許抵触しなくなります。
特許出願書の書き方は、「転がらないように角を付けた事を特徴とする鉛筆」とします。
発明は、今、困っている事、不便を感じている事に遭遇するのが動機となります。
不便な事をどのように解決するかを考えると、その様々な解決法が存在するものです。
その解決方法は、従来なかった道具などを用いたら、その道具が発明品になります。
その道具が既に他の人が起案して世間に公表している場合は特許になりません。
特許にするには発明案件と同等のモノの存在を徹底して調査することになります。
調査して見つかればそれを用いて不便な事も解決できるのです。
その道具が高価だったり、使い難かったりする場合、その事を解決する手法も発明です。
私達ファース本部は、特許出願書、商標登録出願などは全て社内で行っております。
しかし複雑な事案や利権などの交渉には顧問弁理士さんにお願いをしています。
今日は札幌で北海道から発信するEV自動車プロジェクトチームの会議がありました。
このような技術は、発明がなされ特許出願が必要になりそうです。
夕方からは提携メーカーの三協立山様、エクセルシャノン様を訪問して意見交換を行いました。サッシメーカーは、熾烈な特許競争が行われております。
私達の住宅産業はまさに食うか食われるかの厳しい競争を行っていますが、新技術の多くは「転がらない鉛筆」の発想力が試されているようです。
写真は私を運んだプロペラ機ですが、スピードも競争に勝つ必要な要素のようです。
明日もこのプロペラ機で帰社します。
毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます