豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

函館の豊富な観光資源は函館の人々なのです…北斗市

2009-02-02 23:45:05 | ファース本部
地域工務店の最大の経営資源は、経営者そのものであると何度もこのコラムで言い続けて来ました。どんなに高性能で美観に秀でた家をつくっても、その家を生涯にわたり育て護ると言う、施工した工務店経営者の思想が相まって、そのハードが活かされます。

その逆もまた然りです。どんなに建主さんと仲良く永劫の付き合いを望んでも、寒い、暑い、暖房費が高い、床が腐るなどハード不足では、その思いを生かす事が出来ません。
人格の備わった工務店経営者は、そもそも腐る家、カビの生える家、暖房費用が高くつく家など造らないのです。つまりは、地域工務店は経営者そのものが経営資源なのでしょう。

一度でも函館を訪れた人は、世界三大夜景のひとつと言われる函館山の山頂に登った事があると思われます。まさに類を見ない絶景をのぞむ事になる事でしょう。私はファース本部を訪れる人を同行案内して年に何回も函館山に登り、既に何百回も登っていますが、100回100様の函館山の夜景ありました。

乾燥した日、曇った日、湿気の多い日、休日の夜の街、クリスマスなどイベントの夜の街、函館山の夜景は、自然の中で営まれる人々の生活を光の輝きで表現しています。
無機質な電飾ツリーの美しさと異なる自然と人々の情緒愛の重なりを見ているのでしょう。
函館には、この夜の函館山だけでなく、明治、大正の歴史を感ずる街並み、下北半島を望む立待岬、神秘的な修道院、つつじの香りあふれる恵山、泉脈の異なる二つの湯の川温泉、谷地頭温泉と日本国内、いや世界でも稀な観光資源の豊富な地域なのです。

今日、私の執務室へ函館市役所コンベンション推進課、課長の吉村純一さん(写真左)と主査の西田智明さん(右)が訪れました。ファース全国大会に参加するお客さまへのガイドブックなどを持参して戴き、皆でおもてなしをしたいと言うのです。行政面でのご配慮はとても嬉しい限りです。

函館には豊富な観光資源があり、心ある行政面での支援があります。もうひとつ足りないと言えば、観光産業に携わる人々のソフト面であろうと思われます。ホテル従業員、タクシー運転手、飲食店、コンビニ店員なども観光都市で生活している事に感謝し、訪れる人に笑顔と優しさ、そして丁寧に受け入れが出来る真心があれば観光客は、現在の3倍にも、4倍にもなる事でしょう。

観光資源とは、温泉、街並み、夜景などと、ここに暮らす人々も価値あるその資源なのです。
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