豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

199名の巣立ちを見送る事が…北斗市

2017-03-15 17:44:21 | ファース本部

強い陽射しが春の陽気を際立たせた一日となりました。
今日は研究開発の仕事で多層断熱層の実験ハウスにおりました。
外気温は、3℃でも強い陽射しでハウス内の気温が42℃まで上昇しています。

この多層断熱層とは、ガラスの間隔を複層ガラスなみにして、何枚もの層をつくります。
ガラスの中に閉じ込めた空気は、対流発生しないギリギリ寸法の間隔で多層にするのです。
15年前に特許出願済ですが、透明性を極限まで高めた新多層断熱層を開発しています。

普通のガラスは、日射熱を取り込みますが、入った熱を直ぐに逃がしてしまいます。
取り込んだ熱を逃がさなければ室温はドンドン高まり、夏場に60℃を超える事もあります。
この多層断熱層を活用できる商品にするための実験を繰り返しておりました。

その実験ハウスでの研究段取りをしながら、私が学校評議員を務める弊社屋の隣に校舎のある上磯中学校の卒業式に参加してきました。
(写真は三觜校長の式辞を述べている光景)
今年は199名の卒業生で初めて200名を切り、少子化の影響が具現化していそうです。

私は、母校上磯中学校の同窓会会長でもあり、同窓会員数が19,653名となりました。
ともあれ今日は199名の巣立ちを見送る事が出来ました。
卒業生全員の一糸乱れぬ規律に則った礼儀や作法は、指導した先生達の努力の成果、とても立派でした。

卒業生の殆どは、高等学校進学するため、私のような中卒者がどうやらいなくなりそうです。
この多層断熱実験ハウスは、上磯中学校とフェンス越しの位置にあり、今日卒業した生徒達も、物珍しそうに見学をしに来たことがあります。
好奇心は、創造性を高め、高校でも大学でも職場でも改革の原動力となります。

多層断熱層の研究は、溜め込んだ熱の有効活用が目的です。
卒業生199名は、上磯中学校で溜め込んだスキルを次なる場面で発揮する事でしょう。

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地域工務店経営の経営学とは…北斗市

2017-03-14 16:51:24 | ファース本部

経営とは、マーケティングと云われる市場調査、売り物のサービス、企画、開発、価格、宣伝広告、流通、資金回収、アフターサービスなどと一連の経緯を指しているようです。
経営学とは、このようなあらゆる局面での判断の根拠なる知識や基本の学問なのでしょう。

私達の仲間の工務店経営者達は、殆どが立派な工務店経営を行っています。
しかし、果たして上記に記述したような経営学などを意識して行っているとは思えないのです。
地域工務店経営者は、無意識のうちにマーケティングに則った行動をとっているようです。

私達のような工務店経営者は、新築やリフォーム、土地情報などが複雑に絡み合っています。
しかしそれを、普段も当たり前のように対応しているのが現実です。
市場調査、開発や企画、価格と告知が無ければ工務店経営は成立しません。
しかしその殆どは、普段の地域活動の中での自然体で為しているのです。

マーケティング論、組織論や会計、経理学など経営学を必要とするのは、ハウスメーカーのような大組織を恒常的、長期的に安定経営するための学問と云えそうです。
私は家づくりを生業にするモノは、大企業にすること自体が問題だと断言しています。

生身の人間の住む空間を金で売る事で、様々な軋轢が生まれています。
家は、施主が住まいしてから一生涯にわたり、施工した作り手と一緒に育む意識が必要です。
しかるに地域工務店は、小規模が基本で、経営者の顔が常に見えている事が前提なのです。

地域工務店経営者は、経営学に必須な短期ビジョン、中期ビジョン、長期ビジョンそれに経営目標など学問ではなく、肌感覚で実践しています。
今日の住宅相談は、誰でも知っている大手ハウスメーカーの建築した家に住む施主でした。

大手メーカーの現場では、家づくりを行っているのが下請け孫請け、曾孫請けの業者です。
孫請け業者は、仕様書で施工を行い、監督の完了証明を貰うと一切の責任を負いません。
不具合が生じるのは、施主が住んでから…家づくりに経営学は不必要なのです。

写真は肌感覚でつくったファースの家ゲストハウス「げっかそう」です。

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時代は「電子錠付き断熱ドア」…北斗市

2017-03-13 17:39:23 | ファース本部

普通の家の多くは、家に入る際に財布やハンドバックから鍵を取り出し、鍵穴に差し込んで玄関ドアを開けて入ります。
しかし今の自動車の殆どは、リモート式でキーをポケットに入れたままでもドアの取手に触れただけで開錠し、タッチしただけで施錠できます。

技術提携しているサッシメーカー三協立山株式会社の「電子錠付き断熱ドア」(写真)がお勧めです。
三協アルミでは、特に「電子錠付き断熱ドア」の拡販に力を入れているようです。
時代背景は、家の断熱リフォーム市場が広がっていますが、高齢化現象に伴い、老齢者の疾患率が高くなってきております。

その要因の一つに家の中が寒いと事です。
家の中を、部屋ごとの温度差をなくする事が良いのですが、全てを暖房するには膨大なエネルギーを使用してしまいます。

健康と省エネのためには、断熱リフォームが必然となるのでしょう。
家を丸ごと断熱材で包み、窓には断熱ガラス入りのサッシを用います。
その際には、この「電子錠付き断熱ドア」の取り付けをお勧めします。

色々と調査しましたが、様々なメーカーで「電子錠付き断熱ドア」を販売しております。
スペック的にどこメーカーも同等ですが、この三協アルミの「電子錠付き断熱ドア」は、メーカーが特に力を入れており、相当に求め易い価格になっておりました。
新築もリフォームも「電子錠付き断熱ドア」が必然の時代となりそうです。

さて今日は私が会長を務める、上磯中学校同窓会の入会式に行ってきました。
199名の卒業生が入会され総勢19,653名になり、再来年は大台の20,000名を超えます。
上磯中学校の同窓会入会には鍵の開錠などいりません。

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人生の楽しみ方…北斗市

2017-03-12 15:48:06 | ファース本部

今日は好天に恵まれた日曜日となりました。
自宅でゆったりとテレビを見て過ごしております。
名古屋で開催した女子マラソン(写真)も最後まで観戦できました。

42kmを走り切るマラソン競技は、走り切った後の達成感、爽快感がその苦しさの何倍もの価値があるそうです。
市民ランナーでは3時間を切る人の多くが、競技中の辛さや苦しさそのものを楽しんでいるのだそうです。
一流選手は、ゴールした後の達成感と、その過程の苦しさをも楽しめるようです。

我々工務店の家づくりは、住み心地を評価されて達成感を覚えるものです。
お施主様を幸せに出来たと実感するには、困難な過程が多くあります。
家の作り手に、その過程を楽しむ余裕があればこそ良い家づくりとなるのでしょう。
設計図の完成した喜び、契約出来た時などと節目、節目に私達は、楽しむ要素があります。

食事の出来る事に感謝し、洋服の着られる事に喜びを感じるなどと、「当たり前」と思わず、そのことの向こう側にいる多くの人々の存在に気付くと人生に潤いを見いだせそうです。
マラソン選手のような才能がなくとも普段の生活に喜びの感じ方はありそうです。

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木材の含水量は家の健康のバロメーター…北斗市

2017-03-11 12:56:10 | ファース本部

昔は、含水量30%くらいの木材を購入し、各工務店の作業場に桟積みし、自然乾燥させておりました。
この自然乾燥木材で家を建てると乾燥時に継ぎ手の仕口が収縮して絡まり、更に釘やビスが湿気で酸化し、木に喰い付きながら剛性を増し、建造物が頑丈になるよう工夫されておりました。

乾燥時にバシッ!と強い音を発します。
昔の木造の家は、このように木材の構造変化を一緒に楽しめる醍醐味があったのです。

人間の身体の含水量は約70%、果物のミカンは80%と、大半は水で出来ています。
木材含水量を測定するには、全く水の含んでいないゼロ%を100%で計算します。
これを乾量基準含水率(全乾法)と言い、人体やミカンの例は、湿量基準含水率と云います。

木材は、心材の含水率と細胞が活発な辺材部分では2倍以上の値になることもあります。
伐採した際には、心材を指で押すと水が吹き出すくらいに含んでいるものもあります。
昔はこの生材を製材して桟積みし、何年もの期間を自然乾燥させて施工しました。

現在は、全乾法に基づきJISで規定された含水量測定器(写真)で正確な値を算出できます。
新建材の普及で木材収縮がトラブル要因となり現在は、プレカット工場から出荷する木材の殆どが特殊な木材乾燥機材で人口乾燥させ、含水量15%程度となっています。
木材収縮によるトラブルは少なくなりましたが、味気ない無機質な家のように思えます。

含水量15%の乾燥木材は、普通の家でも更に乾燥し、最終的には9%前後まで下がります。
つまり乾燥材でも収縮することを意識しておく必要があります。
含水量15%の乾燥木材が場合によっては、20・30%と増えている場合があり、放置しておくと確実に腐朽菌が発生します。

私達のファースの家は、床下の土台も柱も居室と同等の環境に保持する構造です。
木材含水量は増加しない事から90年間大規模改修不要の合理化認定を交付されています。

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迷った時の経営理念…北斗市

2017-03-10 16:34:20 | ファース本部

未来的な可能性、潜在的なスキルなどを持った会社を店頭公開や上場させるため、ベンチャーキャピタルと云う投資組合が存在します。
株式公開でキャピタルゲインにより時価株額が10倍から100倍近くまで跳ね上がります。
ベンチャーキャピタルは、投資額をそのキャピタルゲインの収入利益を得る事になります。

投資されるとその投資額と同額の転換社債(株に転換できる社債)を発行する事になります。
その会社が上場した場合は、転換社債が株式となって市場で売買されます。
創業者の持つ株数より、多く株が他人の手に渡ると、他人に乗っ取られる事も予想されます。

そのリスク防止でベンチャーキャピタルは、投資額と同額のワラント債を持たせてくれますが、投資会社から同額を借り受け一定期間、証券会社にファンドする事で得る権利です。
上場時には額面の100倍の株価になる場合があります。

例えば1億円のワラント債を時価額で売ると100億円にもなる場合があります。
それを創業者利益とも云いますが、発行株数全体の時価総額も100倍になり、個人の株数を合わせれば莫大な含み益を持つ事になります。

上場時の創業経営者の気分は、まさに天下を取った心持になるのも理解できます。
20年前に弊社福地建装も、多額の資金提供を受け株式公開を目指した時がありました。
しかし株式公開を行った時点で会社は株主のモノとして運営する事になります。

同時期に盛業していた建設資材会社とショップチェーンは、店頭公開を果たし、創業者はこの時点で一躍、億万長者です。ところが10年後にこの2社とも相次いで破綻しました。
株式とは資金調達の方法ですが、株売買は一種の虚業であるマネーゲームと化しています。

「住む人と幸せを分かち合う家づくり」の経営理念が株式公開を抑え、今があります。
マネーゲームは、関わる人々の心の奥を忖度し難くなるのものだと思われます。
写真は全国大会in高岡で、経営理念と株式公開の話をした時のスナップです。

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開口部(窓)の在るべき性能と機能…北斗市

2017-03-09 18:14:50 | ファース本部

私達は、平成元年にファース工法を構築し、その時から窓ガラスや窓枠からの熱損失量を計算しておりました。
私は平成初期に一般住宅のファース工法でトリプルガラスを採用したのですが、多くの人から過剰スペックだと批判されたものです。

事実トリプルガラスは重量が重いため、窓枠が直ぐに傷む事と、日射取得が少なくなるなどの課題を抱えていました。
間もなく複層にして、ガラスとガラスの間にアルゴンガスとLOE―W(ローイー)機能を持たすことで、トリプルガラス並みの断熱性能を得る事が出来ました。

当時の日本の窓の温熱環境は、先進国で最も遅れており、先進諸外国の殆どがペアーガラスを使用していました。
日本では、10年ほど前まで無視され続けてきた現実があります。
現在は、省エネのため、ペアーガラスなど高性能ガラスの採用が国策になりつつあります。

LOE―W機能とは、複層ガラスの内側に目視出来ない粒子状の金属粉をコーティングして、熱の吸収や熱の遮蔽機能を持たせたものです。
私は、当初からこのLOE機能付きのペアーガラスを採用しております。
価格は高くなりますがその分、省エネ分で完全に採算が取れ、またダウンドラフトと云われる不快感を減少させ、住み心地を格段に向上させます。

開口部は、様々なデザインのサッシがあり、美観も大切ですが、肝心のガラスの機能やサッシの気密断熱等の性能に無関心な時代が続きました。
建主さんの方から積極的に高性能、高機能サッシの採用を求めるべき部材です。

開口部は、透明性が高い景観性、開口し易い機能性、頑丈な耐風性、それに断熱性、気密水密性などが備わっていることがとても大切です。
床、壁、天井の断熱性能と見合った開口部の機能と性能は必須となります。
写真は、ファース本部があらゆる試験を行い、機能性を高めた専用サッシですが、猫のマークの認証刻印がガラスに入っています。

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断熱住宅で丈夫な子が育つ…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2017-03-08 19:20:32 | ファース本部

工学博士のコラムに「高断熱でモヤシ人間をつくる家」との投稿記事を読みました。
断熱住宅に住む子供は、自然の厳しさに接しないため、虚弱体質の子供になるとの内容です。

【美しい花は、良い苗や良い種があるからでなく、如何に愛情を注ぎ、厳しく育てるかにかかってくる。
美しい均一の切り花は温室でも育つが、よい苗や種を取るため、寒暖の差を付け、日照時間を管理し、栄養の与え方がはるかに真に美しい花が咲くのです。
植物は動けないから虫に助けを借りて受粉し、色鮮やかでよい香りを出し、美味しい蜜を提供しないと虫は寄って来ず、したがって夏の炎天下に曝し、大雨に当て、厳しい環境に追い込み、この自然淘汰の中から見事な花、つまり立派な子孫を残せるのである。
人間も一緒であり、夏涼しい、冬暖かい家では強く丈夫で立派な子供は育たないのだ…】

情緒的でとても説得力のある文章です。
しかし最後の一行には驚きました。
この工学博士は、高断熱の家は、あたかも子供を病気にする罪悪だと思わせる書き方です。
この著者は、植物の事を知っていても、家の温熱環境を知らない典型と云えそうです。

そもそも沖縄やハワイなどの常夏の地域では、常に温室の中で生活をしていると同じです。
このような地域で暮らす子供達がモヤシのような虚弱体質などでは決してありません。
寒い家では、ハウスダストが飛散し、子供達に気管支喘息やアレルギー性鼻炎などと、様々な弊害を与えている現実があります。

私達は昨年から大掛かりなファースの家健康調査を実施しておりますが、普通の住宅と比較すると子供も含め、疾患率が劇的に少ない事が証明されています。
この著者の工学博士には、断熱住宅と子供の健康に関する論文を見て頂きたいものです。

さて、快晴の東京から北斗市本社に帰社し、猛烈な降雪で「雪の積もらない屋根」絶賛稼働中です。(写真)
今夜は、弊社社員が寿退社し、ご家族の幸せを包むファースの家新築の着工研修会を開催いたしました。
可愛いお子さんもおります。健康な断熱住宅・ファースの家をしっかりと施工致します。

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CO2排出量を抑えるために…東京都内

2017-03-07 20:46:46 | ファース本部

暖房や冷房に使用するエネルギーを最小限に抑えるには、家の断熱性能の向上が必須です。
発電には、天然ガスや重油、外国産の石炭を使用しております。
当然、燃料を燃焼する際にCO2削減を放出します。

電気は燃料を燃やして蒸気をつくりタービンを回して発電しています。
したがって暖房機や給湯機などの燃焼機器は、「燃焼効率の高い環境」で稼動させますと、電気よりはるかにCO2削減が高い事が歴然です。

しかし優れた断熱性能の家で稼動させますと、燃焼機器を微小燃焼の稼動モードにせざるを得なくなります。
この微小燃焼で「燃焼効率が極端に低下」して多くのCO2を放出します。
気密、断熱性能が向上するに比例してCO2削減するには、エネルギー消費効率を高いままに稼働させるエアコンの使い方が大きく問われます。

私達のファースの家のCO2削減は、エネルギー庁のCO2削減指数で計算すると普通の住宅より、年間で最低約0.5トンから最高約2トンもの多くの削減が出来ます。
現在、全国に約4,000棟以上のファースの家が建っており、平均1トンとして年間4,000トン以上ものCO2削減に貢献している事になります。

今日は弊社東京事務所でファースの家健康調査票を集計分析して頂いた大学の先生に、省エネでCO2削減できるだけでなく、住む人の幸福度を示す値が極めて高い理由を教えて頂きました。
単に温かい、省エネだと云うだけでなく、その暖かさのクオリティの異なりもあるデータが示しています。
一層の研究開発のための大きな力になった気がいたしました。

写真は現在も継続実施している断熱材ボックスで2m×2m×2mの人が寝起きできる大きさで100㎜厚さの6種類の異なる断熱材で包み、中に100wの電球を一個灯しています。
断熱材の種類で外気温-5℃の時、ボックス内気温15℃などと自動計測しております。
私達の専用断熱材、グラスウール、100倍発泡断熱材などの性能は、否応なしに明確となります。
シーズン通して試験を行い、3年ごとに断熱材を変えて12年目の冬となります。

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格差は力の根源となる…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2017-03-06 19:07:15 | ファース本部

大企業の本社が集中する東京は、その企業の関連税で歳入が多くなります。
特に首都東京は、国内と海外の出先が多く存在し、膨大な量の人と情報が入ってきます。
我々ファース本部も含め、全国展開している企業は、東京を中心とせざるをえません。

人の動きとともに必然的にこの首都と地方との様々な格差が大きくなります。
急激なインフラ整備の拡充で、何処へ行っても同じような風景があります。
都会も田舎も同じ情報が同時に出揃い、ファッションも意匠も変わりない社会です。

同じ教育を受け、同じ服装で、同じ報酬で、同じ思考を巡らすような事を格差の無い社会と云うのでしょうか。
また、そのような社会をどれだけの人が望むのでしょう。
日本がこのような意味のない無機質社会になったとしたら私は、さっさと海外に移住するかも知れません。

この東京で企業戦士として活躍した私の友人は、職場を定年リタイヤ後に奥様と一緒に田舎の山深い里に引っ込み、農地を耕作しながら生活しています。
彼は、その田舎を都会なみにして欲しくないと言うのが彼の切なる願いなのです。

私達の業界だけでなく企業格差は、絶えず経営の創造に知恵や工夫を凝らしている企業と、何も努力しない企業との格差が生ずるのは当然で、むしろ健全な社会構造と言えます。
自分に厳しく、人に優しい自己犠牲を払う人の生活は、確実に向上するものです。

自分の幸せは、自分の周りの人々を幸せにした分量と比例するようです。
何もしない人との幸せの格差は、いわば当然なのでしょう。
私は、中卒で学歴はなく、もがきながらも目指すものがありました。

心豊かな人生をと願望を抱けば、行動が伴い、格差を埋める力の根源になっていそうです。
今回は、新しい開発案件の製品化を具現化するために上京してきました。
写真はいつも人通りが絶えない東京駅構内ですが、これを羨ましいと思う事などありません。

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年齢を重ねるごとに自我の彩色が…北斗市

2017-03-05 16:34:48 | ファース本部

今時の子供はとの嘆きは、自分達、大人たちの事に他ならないと気付いていないようです。
乱暴者の子供を差して、親が悪い、学校が悪い、先生が悪い、社会が悪いと言う人がます。
その社会を形成してきた我々大人達に一番の責任があるのでしょう。

幼い子供達の瞳(写真)は、キラキラと輝いて見えます。
幼児の時は、天真爛漫で純真無垢だった時代がありました。
私達も生まれた時は、真っ白いキャンバスのように澄んだ心だったのでしょう。
大人になる過程で、真っ白いキャンバスのような心には、様々な彩色がなされます。

真っ白いままでは生存競争の厳しい社会では生き抜く事が難しいのです。
その配色の仕方や色の重ね具合では、人として生き抜くための力を与えるのでしょう。
その配色そのものは、必ずしも美しいものとは限りません。

幾重にも重なった配色は、見方によって見る人の心を打つものであり、その造形が織りなり、観る人に感動や勇気を与えるものであったりもします。
ところが、中には見る人を不愉快、不快にするようにしてしまう場合もあるのでしょう。

今日は日曜日ですが、お施主様の恫喝にも等しいような言掛りに悩む、ある工務店経営者からの相談のために出社しました。
幼稚な言葉や行動の遣り取りで、単純で簡単な問題は、大きな紛争になったようです。

相互に相手を気遣う子供のような純真な気持ちがあれば、問題は直ぐに解決します。
ハード的問題は直ぐに解決しましたが、情念の沈着に少々の遣り取りはありました。
しかし「動機づけと気付き」を与えることで解決となりました。
年齢を重ねるごとに人生は、自我だけに捉われた彩色に染まってくるようです。

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ゼロエネハウスとCAD活用時代の到来…函館市~北斗市

2017-03-04 15:24:36 | ファース本部

先月のファース全国大会in高岡の大会テーマは「ゼロエネ住宅の先駆者であれ」でした。
ハウスメーカーは、ラインナップの多くに「ゼロエネハウス」(ZEH)仕様を出します。
まさにゼロエネ住宅は時代潮流なのでしょう。

2020年省エネ義務化もゼロエネ住宅の一環とも云えそうです。
この数を売るハウスメーカーは、スケールメリットで資材の仕入れが安価に抑えられますが、営業費用が膨大なため末端価格に反映され難くなっているようです。
私達地域の小規模工務店は、仕入れが高くとも小回りの効く対抗策が可能です。

あるファース加盟工務店は、自宅を兼ねた事務所に「ファースの家体験スペース」をつくり、その真ん中に大型テレビを置いてパソコンとつなぎ、安心計画のウォーキングフォームプラスのCADを実演しておりました。

竣工見学会などで安心計画のCADで家づくりのリアル感を知るための来社を促します。
来訪されたお施主様は、「ファースの家体験スペース」でテレビの前に着座して戴きます。
そして8分30秒の「ファースの家概念動画」を来訪者は食い入るように見るそうです。

殆どの施主様は、それまで色々なハウスメーカーなどと遣り取りをしたプランを話します。
そのプランを安心計画のCADで次々と入力して行きますが、それには「ファースの家・熱計算ソフト」が連動されており、一年間の冷暖房費が瞬時に表記されます。

CADは、その断熱高性能の家を三次元で表示されます。すると価格が気になるところです。
積算連動をワンクリックで金額提示し、施主様は、ほぼ契約の決断に達するそうです。
2020年義務化に備え、地域の小さな工務店の生き残り実践方法も存在します。

今日は、寿退社した元社員さんが嫁ぎ先のご家族に安心計画CADでプレゼンなどを行い、成約に至り地鎮祭を行ってきました。ファースの家は標準でもゼロエネ仕様で、お施主様とは更に長いお付き合いの始まります。

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ファースの家 ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2016 全区域で授賞…北斗市

2017-03-03 17:39:40 | ファース本部

本日、2016年度のハウス・オブ・ザ・イヤー授賞作品が日本地域開発センターから発表されました。
このハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーは、2016年中に竣工した家で、省エネ対策や自然環境、周辺状況も加味してノミネートした作品を審査して表彰します。

住宅の温熱基準は、寒さ度合で区域制度をとっており、最も寒い地域を1地域、最も平均気温の高い宮崎市を7地域として定めております。(沖縄は8地域)
同じ北海道でも旭川などは1地域、この北斗市2地域、函館市は3地域となっています。

私達ファース・グループは、1地域から沖縄の8地域を除いた、宮崎市の7地域までの全ての地域にファース加盟工務店が存在します。
2016年度は、この全ての地域でハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーを授賞する事を目的に加盟工務店様と連携を取り合って参りました。写真は以前頂いた授賞記念杯です。

単に断熱性能が高いだけでも入賞致しませんし、お施主様との強いご理解も必要です。
一次エネルギー削減、地域社会への溶け込み、自然採光の在り方、消費エネルギーの可視化、住む人の情緒性を豊かにする工夫など、高度な知見から審査されるようです。

ファースの受賞者は、1地域湧別町の柴田建設様、2地域北斗市のフクチホーム、3地域八戸市のワコウ建設様と飯田市のU建築様、4地域の秋田市Whitebox(ホワイトボックス)様と諏訪市のエル・ティー・ホームズ様、5地域前橋市の山崎建設様、6地域都城市の清栄建設様、7地域宮崎市のカワコウ様でした。

ハウスメーカーなどは商品化しているラインナップの高性能住宅をノミネートしてきます。
私達ファース・グループのファースの家は、断熱材を20㎜厚くした北海道仕様Q値1.25以外、本州全てがQ値1.48を標準仕様にしております。

この授賞要点は、自然素材との組み合わせや間取り、採光工夫などの評価も大きいようです。
さて今日は3月3日雛祭りの日、女のお子さんのおられる家庭の賑やかさが想像できます。

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施主の幸せは施工者の幸せ…北斗市

2017-03-02 18:02:54 | ファース本部

「家って何?」
私は昭和54年頃、工務店経営を専業とし、こんな単純な疑問を抱いたことがありました。
家づくりの技術的な問題や人間的な不信感に戸惑い、疑心暗鬼に陥ったのです。

「住む人が幸せになれる家」
口では云えるのですが実際に様々な課題に直面します。
名高な先生方が研究された公的な仕様書に忠実に基づいて家を造りました。
しかしお施主様や私達工務店経営者も、満足する家とは程遠いものでした。

建設白書では、その偉い先生の作った仕様書の家の寿命が30年、先進国では何とワーストワンと言われています。しかし家は30年で朽ち果てる訳ではありません。
家の多くは、建築して間もなく住む人に様々なストレスを与えているのです。

その建主さんのストレスは、そのまま施工した工務店も同じように襲って来るのでしょう。
住む人とストレスを施工工務店が共有出来ているのは、まだ良い方だと思います。
多くの場合は、そのストレスを建主さんだけに押し付けているようです。

家庭裁判所の家事調停員を務めた事案では、家づくりが要因で家庭内紛争に至ったケースもありました。
一生一代の大きな夢を実現するために一生懸命に頑張って家づくりを行い、挙句の果てに「家庭内紛争」などとは大変な事なのです。

家づくりの当事者は、施主と施工者だと云う事なのでしょう。
施工者は、住む人の幸せづくりに貢献できる家づくりを行い、その幸せは施工者の幸せでもあるのですから…
「住む人と 幸せを分かち合う 家づくり」が私達の理念となりました。

今夜は、これから施工するファースの家のお施主様ご家族と、施工に携わる大工さんや協力業者さんが一堂に会して執り行う着工研修会を開催いたします。
ハウジング事業部(フクチホーム)のスタッフが準備を行っていました。(写真)

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本部丸儲けの住宅フランチャイズの実態…北斗市

2017-03-01 17:19:06 | ファース本部

住宅フランチャイズの中には、何百万円もの加盟金を取る事だけが目的と思われても致し方のないような、中身の薄いフランチャイズが多いのも事実のようです。
実際にフランチャイズ本部だけが丸儲けし、加盟したフランチャイジーの成功例が極端に少ないのも住宅システムのフランチャイズ展開の現況でもあります。

そもそも住宅フランチャイズとは、地域工務店が単独では困難な技術的なスキルを提供する事が目的です。
一頃は、フランチャイズ加盟する事で受注できますとの謳いこんだモノも少なからずありました。
その多くは加盟金目的と云えそうで、殆どが数年で破綻しています。

住宅業界のフランチャイズ方式だけでなく、コンビニ、理髪店、美容店、ブティックなどと、あらゆる業種において本部丸儲け、加盟店の成功事例が業種によってはゼロと、荒んだ状況の時期がありました。
しかし現在は、これらフランチャイズの実態が解るようになっています。

私達ファース本部もフランチャイズ方式で全国展開を行っております。(写真そのパンフ)
自分自身が家づくりを行い、お施主様のための改造を一棟ごとに行いながら、最終的には、断熱素性や気密層の素材改良が不可欠となり、大掛かりな研究開発となりました。

開発当初から「家づくりは竣工してからが始まり」との理念のもとに、地域の小規模工務店を対象にした全国展開を行なう事で研究開発を行ってきました。
ファース本部でも地元で年間7・8棟の受注施工を実践する工務店経営を行っていますが、時代潮流に合わせたバージョンアップを何度となく重ねております。

今やZEH(ネット・ゼロ・エネ・ハウス)などは準標準としており、標準でも一次エネルギーの徹底削減を行い、太陽光発電を取り付け有無の違い程度にしております。
ファース本部の加盟金60万円、月会費3万円で、いわゆる制度補助金に頼らない健康省エネ住宅の施工技術とメンテナンスフォローの仕方を提供しておりますが、温熱環境に関する問題が発生した場合の責任の一切を引き受ける体制をとっております。

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