夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

ベーゼンドルファー

2007年07月01日 19時22分32秒 | 芸術・文化


ある人のブログを見ていたら、コンサートの話が出ていた。
ゲネプロでステージに上がったら、ベーゼンドルファーが置いてあって、でも気持ちよかったわ~って話なんだけど、、、
一昔前なら、ステージに上がって、ピアノがベーゼンドルファーとかベヒシュタインなんかがおいてあるとみんな構えてしまって、それだけで上がる人もいたんですよね。世の中が大らかになってきたのかな~

ベーゼンドルファーやベヒシュタインは独特の癖があるから、それが判っている人は、低音部を抑えるとか、全体にフォルテを弱くするとか、それなりの苦労をするんだけど、、、

リハーサルをやらないのはプロの自覚がない?
でも、プロだからこそ、結構そんな場面に行き当たることがあるんですよ。

知り合いのピアニストは客の前で引き始めたら、なんとチューニングしていないピアノだったって泣いていたし、

友達のフルーティストはホールへ行ったらデッドなホールで、音がすかすか、
彼は大器だって評判で学校を卒業して、その演奏会をやって、一月もしないうちに病気になって笛がふけなくなってしまった。プロとしての最初で最後の演奏会だったんです。

プロなら、いつでも最低限の結果が出せるように、前もっての調べも、用意も必要だけど、、、、世の中何があるか判らない。
そんなスリルにはまっちゃうと末は賭博師?

ねぇ、そうは思いません?




街角の花たち

2007年07月01日 15時45分43秒 |  あなたの鼓動、華
昨日の日記では、調子が悪いって書いていましたけど、今日もだるい一日。
私はこんな日、こんなときには天邪鬼が起きだしてきて手におえなくなります。
多分、自分でも自分が生きているのかどうか不安になるのでしょうね。
「だるい?」なら運動! それでもジムに行ってハードな運動をやるほどの元気はない。ということで、その辺を散歩してきました。



多摩川の河川敷の堤防や川原の雑草は見事に刈られてしまっています。
少し残しておいてくれればいいのに。
これはやっと見つけた野の花、いまや希少種です。



シジュウカラのお気に入りの堤防の草薮も五分刈りになっていました。
でも、師匠、今日は光線の角度が悪く写真は撮れませんでしたけど、シジュウカラは5、6羽遊んでいました。



はざかいで少なくなっていた野の花も刈り取られて、鳥もいなくなって、今日の散歩は買い物を兼ねた街中の散歩。こちらはこの時期でもいろんな花が咲き誇っています。
やわらかく心和ませる花もあれば



その幾何的な美しさに驚かされる花もあります



いったい誰がこんなプログラムを組んだのでしょうね。



決して私たちが触れられない、かの国のプログラマー



一つ一つの生涯ですら、驚きに満ち溢れているのに、彼らはその種、そして原始から終末までをプログラムしたというのでしょうか?



人知の及ぶところではないのは判ってはいるのですけど、、、
知りたい、、、そんな誘惑にも惹かれます