いすみ市にはトンボ沼という水生公園があります。
この手の公園、例えば箱根なんかに比べますと確かに設備は悪い、でも必要充分な設備はあるし、自然ははるかにこちらが素晴らしい。
春にはこちらで鷺や鴨がたくさん泳いでいました。
実はこの下の写真でも水のところに鴨が泳いでいるのですけど、リサイズして小さくしていますので見えませんね。
昨日、風炉の灰を篩いに行ったついでに、ちょっとこのトンボ沼に立ち寄りました。
今は蓮の花が満開になっています。
少しでも蒸し暑い梅雨の日を忘れてくだされば、とても嬉しいです。
蓮の花っていうと、私はすぐに
「蓮の葉にたまりし水は釈迦の涙かありがたや、
ところへ蛙がピョコト出て、それはわたしの尿(しい)じゃいな」
なんて、品格を落としてしまいますけど、、、
でも、蓮は泥の中から生まれてこの綺麗な花を咲かせるので、昔から尊ばれてきたという説もあります。
2日の散歩の残りですけど、さて、福はあるのでしょうか。
「ある」っていえるほど自信がないのが悲しいですね。
やはり、ヒルガオは雨露を受け、曇り空にひっそりと咲いているのが相応しいのでしょうか、それとも単に私が自己を同化しているだけ?
こんな空だとヤマハギの紫も違和感なく心に入ってきます。
(でもヤマハギですよね?)
葉っぱを見ていると、自信がなくなります。
「白露もこぼさぬ萩のうねり哉」
芭蕉のこの句ほどにはしなやかさがないですよね~
キョウチクトウはブルーシートの邸宅の花壇の傍で咲き乱れていました。
でも、こちらは河川敷を管理している事務所の管轄みたいですね
なぜって??手入れが行き届いていないから。
それでも、時期を忘れないで、精一杯咲き誇っています
ワルナスビは白花が優勢なのかと思っていましたら、知人のブログには薄紫とありました。一月ほど前に咲き始めたときには白花だけでしたけど、最近はこの薄紫もよく見るようになりました。一株の中で白と薄紫の両方の花をつけています。
若芽が食べられるのですか?
でも、飢饉でもない限り、食べる気はしませんけど?
美味しいのかな?
どうしても、ツメクサに目が行ってしまいます。
私の棺にもこれを詰めてもらってもいいかななんて思ったりして、、、
だって、こちらだと体が痒くなりそうでしょう?
失敗作品。もうちょっと角度を変えて、水玉を光らせてあげればよかったのに、、
なんて、心の動揺を見透かされないようにプロテクトしていますけど、
綺麗。
こんなものを楽しめるのなら、生きていてもいいですね、、
もう何にも言うことはありません。