夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

白木蓮

2009年03月21日 23時03分38秒 | 日記

木蓮というと紫木蓮を指すのですね。
こちらは白木蓮。
普通、木蓮は白木蓮よりも少し遅く咲くのですけど、いすみ市ではどちらももう満開です。

数年来、こぶしとの違いなんかを載せていますけど、こぶしとは違った気品がありますよね。


菜の花といすみ鉄道

2009年03月21日 22時42分02秒 |  岬な日々


いすみ市やいすみ鉄道では毎年菜の花のイベントを行っています。
今年は、春分の日からの三連休。おまけにアクアラインの高速の割引が始まりました。土日、祝日は1000円になるそうでアクアラインはかなり混んでいました。
そのお客さんたちの一部はいすみ鉄道の沿線に流れてきていたようで、あちこちでカメラマンのグループを見かけました。

暖かい春の一日。太陽の下で、菜の花を追いかける。カメラマンとしては嬉しい一日だったでしょうね。

木瓜    

2009年03月21日 21時57分04秒 |  漢詩を長崎弁で

あんたは木瓜をくださった
そいで、宝玉をお返しします
お礼ばかりじゃなかと
末長い友達の印したい

投我以木瓜  
報之以瓊琚
匪報也     
永以為好也  
  贈答の詩
  詩経 国風 衛風

我に投ずるに木瓜を以てす
之に報ゆるに瓊琚を以てす
報ゆるに匪ざる也
永く以て好みを為さんとする也



贈答の詩ってことですけど、個人の贈答じゃなくて、昔、衛の国が北荻に攻め入られたときに、斉の王が兵や物資を送って衛を助けた。それに対する衛の人々のお礼の詩なんですね。同じようなフレーズが贈られたものや、お返しのものが違う形で続いていきます。

人の好意にお返ししないばかりか、だましても人の好意を受けようとする人だっているこの世の中、よほど嬉しかったのでしょうね、、、、





いすみ市でも、もうボケの花がずいぶんと咲いています。
たくさんビー球を用意しているのですけど、だれもボクちゃんには木瓜を贈ってくれる人はいない。
あんまりビー球が貯まると、マンハッタンを買いに行きたくなるのですけど。
なんてことはいわないけど、

困ったときに、差し伸べられる手はありがたいですね。
人の好意をありがたいと思う心はいつまでも忘れないようにしたいものですよね。