夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

南無~

2011年07月05日 19時53分14秒 |   ボクとおいちゃんと ときどきおねえ


最近、チビ太は夜に家に入れてもらえなくなりました。
まぁ、玄関のところは風が吹き抜けるので、家の中にいるよりも涼しいことは涼しいのですが、
チビ太が何か悪いことをして、おいちゃんを怒らせているのでしょうか。
チビ太には何も思い当たることはないのですけど。

だから、チビ太は一生懸命番犬稼業にいそしんでいるところをおいちゃんに見せるのですが、チビ太の気持ちがおいちゃんにはなかなか通じない。
おいちゃんの顔を見ると、ついつい泣き声になっちゃったりして、、、、

ところで、昨夜はチビ太の定位置に何かが横になっていました。
猫かなって思い近づきましたら、ハクビシンの子供みたいなのが死んでおりました。
チビ太は元来は猟犬だけど、心根の優しい犬。
だから、この子に手向けの花を。


ぜんざい

2011年07月05日 17時19分06秒 |  食べるために生きる


おいちゃんはとても天の邪鬼な人っていうのは世間によく知られたこと、、、なんてほど、おいちゃんは有名じゃないんですよ。

でも、梅雨に雨が降るのはなんの不思議でもない。
しかし、こう毎日、一日のうちのどっかで雨が降っているっていうのも、ちょっとやりすぎじゃない。ねぇ、

でも、夏本番になった7月が暑いのもなんの不思議でもない。
しかし、こう毎日、じめじめと真綿で首を絞めるように暑いのは、これまたちょっとやりすぎじゃない。ねぇ、ねぇ。

というわけで、暑気払いにはぜんざいを煮ましょうって、おいちゃんの発想はいつも、そんな風なんですよ。チビ太なら、なにもこの暑いのに、ことことことこと豆を煮なくてもって思うのですよね。チビ太は非常に常識的な犬だからね。

まあ、おいちゃんにとって、ぜんざいは格別に懐かしいものだからして、許してあげましょうね。
ぜんざいのことを書いた日記があったって探しておりましたが、こちらでした
カテゴリーの「食べるために生きる」にはいろんな食べ物が書いてあるけど、ぜんざいもそう。そして、この数カ月岬にいつくようになったので、糠漬けなんかを再開しようかと、おいちゃんは考えているようです。
まあ、そんなことは別にして、こちらはちゃんとお餅が入っておりますが、このくそ暑い夏の一日、餅を焼いて、熱いぜんざいを食べるというのは、さすがのおいちゃんでもパスなんだそうで、ぜんざいを作ったら、熱を冷まして、タッパーに入れて、冷蔵庫で冷やしておりました。なのでお餅は入っておりませんです。白玉粉がなかったのは、おいちゃんとしては不覚でござんした。

でも、おいちゃんのひぃひぃお爺さんくらいのとある文豪は、コーヒーは灼熱の恋の味なんてことを「のたまわって」いたそうです。(のたまわるって言っても、地面を「のたまわる」ななんてときに使う言葉ではないそうですので、一言ご注意まで、、、チビ太。チビ太の辞書にもなかった)
出来上がったばかりのぜんざいを夏に食す。これはもう、、、灼熱どころか、地獄の恋の味ではないでしょうか。

チビ太も甘いものが好きだから、それでも、たとえそれが地獄であっても、ちょっと分けてもらって、経験したいとも、心のどこで思うのですけど。
まぁ、これが社会が進化していく、原因でもありますよね。

写真は、ぜんざい。
ぜんざいが見えないって、、、
おいちゃんの真意は、お椀を見せて、密かに自慢したいのね。
チビ太は犬だから、そんなことはしないけど、猫は、獲物を持ってきて自慢するよね、、、
おいちゃんのモトカノは猫が多かったから、歳をとって来ると、だんだん猫族に近くなってきたのかな。
善哉、善哉。