夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

名残

2012年10月02日 07時12分04秒 |  非・常識的茶道


師匠から、名残の茶会をやるのだけどこの辺にはそれにふさわしい花がないだろうかってメールがきました。
さて、名残に使える花ね~
考えてみると意外とないんですよね。
それに、師匠は、普通花屋さんでご覧になっているから、山から採ってきたという花でも凄くきれいな花しか見ておられないのですよね。
実際、その辺の山に咲いている花は、病気や虫食い、栄養不良、、、
綺麗な物はほとんどないんですよ。
そんなのの中から売れるものを探す花屋さんも大変。
茶花が高いのも頷けるんですよね。


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2 コメント

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お茶事 (イオレス)
2012-10-02 18:18:25
 お茶というのはお点前だけじゃなくて、お茶事から始まるトータルな御もてなし。
 朝茶事に夜咄とその季節、時節でお迎えするほうは考えなきゃいけません。
 ほい、バラとか百合とか、花屋で買えるお花じゃまずいわけで、一番は自家製と習っていた先生はお庭でお茶花を植えて育てておいででした。
 花屋のほうでもお茶事で使うお花はお茶が分かっていなきゃいけないわけで、掛け軸からお茶の道具、旬のものをすべて一つのテーマで揃えてお客様をお迎えする...。
 結構、ぜいたくですよねぇ、お茶って。
 思い出しました。
 お茶事から始まってお点前まですべて終わって気が付くと帯の周りが汗でぐっしりになっていました。緊張が解けた途端に汗が噴き出たものです...。
 なつかしくもありますね。
 ちなみに裏千家でした。
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あぁ、裏千家 (赤い風車)
2012-10-02 20:01:00
裏千家のあの袱紗捌き。
特に若い、可愛い女性が若鮎のような手で、袱紗の上から下へ、そして下でくにゅくにゅと手を動かすしぐさ、、
他にもいろんな小さな点で、綺麗ですね~
だから、お稽古の時にも、裏の方がいいからって裏仕様でやってみたり、、、
よく書いてますけど、遠州さんの場合には、この場合にはどうなるのだろうっていう興味が先立つのですけど、、、

我が方? 我が方はなにもありません。
ただただ四角四面のお茶。
小学校に上がる前の大伯母さんのところの見稽古から始まって、長い休止があって再開しましたがあまり熱心な生徒ではなかったですね。なんせ、昔のような綺麗なお姉さんたちが和服で来ることもないし、お菓子も昔ほどには貴重ではなくなったし、、、色気も、食い気もそそられませんでしたので。
表でございました。

この先はお家元の所まで行かなければならないと言うところまでやりましたが、あっちがいい、こっちはつまらないって、、よく破門にならなかったな~って、、、
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