夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

もどき症候群

2009年03月23日 16時14分08秒 | 日記

二・三日ほど前から、風邪気味。
でも、頭痛がするというわけではない。なんとなく頭が締め付けられるような、、
頭痛もどき。
熱があるわけではないけど、みょうに熱いと感じる。
ぐったりとするわけではないけど、なんとなく疲れて、だるく、節々が痛い。
もうずいぶん昔から、何かに罹っても症状が顕在化しないんですね。
頭痛もどきだったり、腹痛もどきだったり、、、、
だから、風邪ですかとか、病気ですかって聞かれると、「はい」って即答しがたい状態なんですね~

人に言わせると、熱がでるというのは、体が抵抗している証拠。歳をとって抵抗力がなくなるとそんな風になるんだっておっしゃる。

確かに、指圧の先生のところに「風邪だ~」って駆け込むと、明日あたりから熱がでますけどよろしいかって聞かれて、「はい」と答えると治療してくれるのだけど、翌日あたりからものの見事に熱をだす。でも一日ほど寝ているとすっきりと治ってしまう。

指圧に行かないと、ぐずぐずといつまでも高めの微熱みたいなのが取れなくなってしまう。治ったかなって思っていると、ちょっと寒かったり、疲れたりすると、またぶり返してくる。なんだか根っこが体に住み着いたような状態になってしまうのですよね。

散歩をしていると風邪引かなくなるよ、っていうのは師匠のお話だったけど、たしかに風邪を引く回数は少なくなってきているけど、でも、やはり風邪をひくんですね~
あぁ、調子悪い。


今日も土曜日のいすみの花。
のげし。

4時間

2009年03月22日 21時48分05秒 |  岬な日々
いすみから戻りました。

20日の金曜日から、アクアラインが土日、祝日1000円になっています。
金曜日はその初日でしかも3連休の初日とあってパーキングが相当に混んでいたみたいですね。私は千葉周りだったのであまり関係がありませんでした。

21日には知人がバイクのツーリングでわが家のそばまでこられていたようです。

22日、今日ですね。いすみから戻りました。アクアラインの割引の恩恵に預かろうと、木更津東までまいりましたら、なんと横風のために通行止め。そりゃないでしょう。途中に掲示して欲しかった。牛久の手前ぐらいで案内してもらえば、そのまま市原へ抜けたのに、、、、
ぶつぶつ言いながら、千葉周りに変更しましたが、東金道路のジャンクションの少し先で事故渋滞。これを通り抜けるのに1時間半くらいかかりました。
いすみから東京まで4時間。いつもの2倍です。

写真は何の関係もなく、先日のカワセミ。お蔵入りのものを引っ張り出しました。

タンポポ

2009年03月22日 12時32分25秒 |  岬な日々

3月6日にはいすみ市の春ということで白花のタンポポをご紹介しましたけど、今日はごく普通に黄花のもの。
確かに春のコケティッシュな雰囲気の中では桜や木瓜のようなピンクの色はビーナスの加護を一身に受けているような、幸福そのものって感じですけど、だんだんと力強くなってくる日の光を受けて輝いている黄色の花もまた捨てがたい。ビーナスさんの目の届かないところで、ちょっとだけご披露いたしましょう。

浮ついた感じはないけど、地面に足をつけて心の底から十二分に満足、、、
そんなところでしょうか?


白木蓮

2009年03月21日 23時03分38秒 | 日記

木蓮というと紫木蓮を指すのですね。
こちらは白木蓮。
普通、木蓮は白木蓮よりも少し遅く咲くのですけど、いすみ市ではどちらももう満開です。

数年来、こぶしとの違いなんかを載せていますけど、こぶしとは違った気品がありますよね。


菜の花といすみ鉄道

2009年03月21日 22時42分02秒 |  岬な日々


いすみ市やいすみ鉄道では毎年菜の花のイベントを行っています。
今年は、春分の日からの三連休。おまけにアクアラインの高速の割引が始まりました。土日、祝日は1000円になるそうでアクアラインはかなり混んでいました。
そのお客さんたちの一部はいすみ鉄道の沿線に流れてきていたようで、あちこちでカメラマンのグループを見かけました。

暖かい春の一日。太陽の下で、菜の花を追いかける。カメラマンとしては嬉しい一日だったでしょうね。

木瓜    

2009年03月21日 21時57分04秒 |  漢詩を長崎弁で

あんたは木瓜をくださった
そいで、宝玉をお返しします
お礼ばかりじゃなかと
末長い友達の印したい

投我以木瓜  
報之以瓊琚
匪報也     
永以為好也  
  贈答の詩
  詩経 国風 衛風

我に投ずるに木瓜を以てす
之に報ゆるに瓊琚を以てす
報ゆるに匪ざる也
永く以て好みを為さんとする也



贈答の詩ってことですけど、個人の贈答じゃなくて、昔、衛の国が北荻に攻め入られたときに、斉の王が兵や物資を送って衛を助けた。それに対する衛の人々のお礼の詩なんですね。同じようなフレーズが贈られたものや、お返しのものが違う形で続いていきます。

人の好意にお返ししないばかりか、だましても人の好意を受けようとする人だっているこの世の中、よほど嬉しかったのでしょうね、、、、





いすみ市でも、もうボケの花がずいぶんと咲いています。
たくさんビー球を用意しているのですけど、だれもボクちゃんには木瓜を贈ってくれる人はいない。
あんまりビー球が貯まると、マンハッタンを買いに行きたくなるのですけど。
なんてことはいわないけど、

困ったときに、差し伸べられる手はありがたいですね。
人の好意をありがたいと思う心はいつまでも忘れないようにしたいものですよね。




昭和の森のオオハクチョウ

2009年03月20日 23時17分33秒 |  岬な日々

昭和の森の下夕田池のオオハクチョウ。
最初に見たときには、シーズンでもあり、ここにも飛来しているのかと思いました。



でも、ここでお会いした方から飛べなくしてあるんだってことをお聞きしました。
雌を飛べなくすると、雄も離れなくて一緒にいるのだそうです。
今ここには3羽のオオハクチョウが留鳥となっていついています。



彼らは日本の暑い夏の温度にも耐えて、一生ここで過ごさなければなりません。
近所の人たちから食べ物は与えられるでしょう。
仲間たちと一緒に長い旅をすることは、彼らにも過酷なことかもしれません。
でもそれが彼らに与えられた生活なのですね。そのなかで死んでいったとしても、それは自然なことなのです。
人の手によって捻じ曲げられて、生きていっている彼らを見るとちょっと悲しい気がします。




ねえ、変な例えですけど、宇宙人がやってきて、あなたをどこかの星に連れて行った。檻の中ではあなたは病気もしない、ちゃんと食べるものも与えられている。
宇宙人があなたに「人間の世界にいれば戦争や、事故、病気で死ぬかもしれないし、食べていくことだって大変なこと。ここでは何もしなくても一生、過ごせるじゃないか」って言ったとして、あなたはそれを受け入れられますか?



人間って時に残酷なことをすることがあるのですね。
ただ自分のわがままのため、、、、




今日は  草刈と 等々力緑地のカワセミ

2009年03月19日 19時10分50秒 | 日記
今日は、横浜のうちの漏水検査の立会いに出かけました。
そして私道と庭の草刈。枝落としまでやってまいりました。
帰りしなにカワセミがいないかなって等々力緑地によりましたら、目の前の葦の枝にとまっておりました。
「ちっちっ」と鳴き声まで聞かせてくれました(カワセミの声を聞いたのは初めてでした)が、恋人が向こうの枝で答えたら、そっちへすっ飛んでいってしまいました。「目の前の山海珍味の餌よりも、わたしゃあんたの傍がいい」なんですね~
大昔には私にもそんなことがありましたって、ふと思い出しました。


D300とタムロン200-500の500ミリ側。
ISO800
絞り優先、フォーカスはマニュアル
家を出るときに、三脚を持って行こうと思いましたが重いのでやめました。
持っていればテレコンバーターでも使えたのに、シャッタースピードが120-180くらいでしたので手持ちではこれ以上望遠にはできませんでしたし、飛んでいるところも撮れませんでした。残念。

デジスコも持って出たかったのですが、まだ慣れていません。
先日も遠くの鉄塔を試しに撮りましたが、ブレなのか、ボケなのか、画像がシャープに出ません。もしかしたら黄砂の影響だったのかも。
デジスコはしばらく家の中で慣熟運転ですね。

桜の園 松華堂

2009年03月19日 10時06分38秒 |  食べるために生きる

先日の近江八幡のたねやの草もちのときに桜の園がもうすぐ手に入るって書いていましたけど、やっと実現しました。

ずいぶん昔からこのお菓子を一度食べてみたいと思っていたんですけど、名古屋にはほとんどいくチャンスがないし、通り過ぎるだけの町でしたから名前だけで幻に終わっていました。
たまたま機会があって、友人が持ってきてくれるというので心待ちにしておりました。

松華堂の桜の園。たぶんこの時期の期間限定ででるお菓子だと思います。見るからに春の彩のお菓子。それも決して華美にならない色使い。はやる気持ちを抑えながら、まず一枚。でも、トップを見てください。大失敗ですね。PCに上げて、これをみて、困った撮りなおそうかと思ったのですけど、時すでに遅し、もうお腹のなかに入ってしまっておりました。まあ、記録としてアップしておきましょう。

和菓子やケーキのときに「甘すぎない」「上品な甘さ」ってことをよく書きますが、これはその典型みたいな甘さ。後口もけっこういいですね。
お茶を点てればよかったんですけど、もう風邪どころか、肺炎をおこしたような抹茶しかなくて、お茶は点てられませんでした。

お菓子には甘いものってことで、お呼ばれをしてもかなり甘いお菓子が出ることがあります。でも、ほんとうにいいお茶をだすのであれば、むしろ甘さを控えたものの方がお茶には会う、、、、なんて、どうせお茶のことなんか何も知らないでほざいております。
でも、私的にはこのお菓子で、いいお茶を飲みたいと思いました。
ということは、私のお菓子の評価としては、相当にいい線を言っているということなんです。

お抹茶だけでなく、もしかしたら香り本当にすばらしい紅茶があったらそれでもあうのかな。


さて、今度は粽の季節ですね。なんてまだ桜も咲いていませんけど。
川端道喜は遠すぎる。東京には粽屋ってのがあるってことなんですけど、ちょっと調べた限りでは見つからないのです。ご存知の方教えてください。
関東では粽じゃなくって柏餅なんですけど、私はどうもあの粘りが好きじゃなくって。